2023年11月24日（金）～11月26日（日）に一橋大学で「第54回一橋祭2023」が開催されています。今年のテーマは「ヒトツバレ！」。

あと0日になるまで、どれだけの頑張りがあったのでしょうか。彼らの集大成が、このゲートの中に詰まっています。

4年前にコロナが始まり、終焉まで学園祭は中止やオンライン開催の選択をしてきました。対面開催がやっとできるようになった昨年も、食品の提供は学内の調整や保健所への認可申請などハードルが高く、多くの大学同様に一橋大学も自粛してきました。

今年は、その食品が解禁！ 門をくぐるとすぐ模擬店が立ち並んでおり、学園祭ならではの賑わいが帰ってきました。

焼きそばやタコ焼きなどごはんものから、わたあめやチョコバナナなどの甘いスイーツ、身体が温まるココアやコーヒーなどの飲み物など多岐にわたって販売されています！　

アレルギー表示は全模擬店行っています。アレルギーがある方も安心して食べることができますね。

模擬店だけでなく、講義室でも音楽や美術の企画からゲーム大会まで、幅広いジャンルの企画があります。練習してきた成果を披露したり、お客さんをもてなす学生さんの姿は晴れやかで生き生きしていました。

ステージは2つ！ クイズ大会など観客も楽しめる企画も盛りだくさんです。音楽の演奏も人がどんどん集まるほど、魅了するパワーを持っていました。

構内の各所にあるごみ箱。寒い中でも常に実行委員の方が担当し、綺麗に分別されていました。ゴミ袋は各模擬店にも設置されており、ゴミが本当に落ちていないクリーンな印象を受けました。

再利用可能なエコ容器も取り入れられていて、環境への細やかな対応もされていました。

観客の安全や動線を配慮し、忙しい中、臨機応変に場内整備も行われていました。対面開催や食品の取り扱いはできない期間が長く、実行委員会内でも一度はノウハウが途切れたのではないかと思います。それを復活させるのは、とても大変なこと。ただでさえ、これだけ多くの来場者の安全を守り、喜んでもらうことはとても難しいことのはず。通常よりも大変だったはずなのに、何一つ落ち度のない、ホスピタリティーの高い学園祭でした。

学生さんから元気や感動をもらえる学園祭にぜひ足を運んでみてくださいね！