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【国立市】手話についてもっと知ろう! 旧国立駅舎で手話の展示が開催中です!

megu地域ニュースサイト号外NETライター(国立市・国分寺市)
「手話言語条例の啓発パネル展」が開催!

国立市は、実は手話と関わりが深い! ご存知でしたか? 日本で唯一、手話が公用語のスターバックスがあるのも国立市なのです。このスターバックスnonowa国立店では、私たちでも手話が店内で使えるようにたくさんの工夫がされています。

スターバックスnonowa国立店にもお立ち寄りください!
スターバックスnonowa国立店にもお立ち寄りください!

さらに、令和5年の9月22日には「国立市手話言語条例」も制定されています。この条例は、手話言語への理解および手話言語の普及に関する基本理念等を定めたものです。

「くにたち」の手話も載っていますね!
「くにたち」の手話も載っていますね!

その取り組みを広めるために、2023年11月27日から12月10日まで「手話言語条例の啓発パネル展」が開催されています。場所は赤い屋根が目印の旧国立駅舎、主催は国立市しょうがいしゃ支援課です。早速、展示物の一部をご紹介します!

手話のキホンのキを知ることができます!
手話のキホンのキを知ることができます!

こちらのパネルでは、手話の基本について書かれています。普段手話を目にすることもあり、何となく知った気になりますが、読んでみると、「そうなんだ」と思うことも書かれていませんか。手話と日本語の違いは特に、意外と考えた事のない視点ではないでしょうか。

手話の歴史ここにあり。
手話の歴史ここにあり。

また、こちらのパネルでは手話の歴史や、手話が禁止された時代のことが綴られています。手話が禁止された時代があることに驚きが隠せないとともに、では耳が不自由な方はどうやって生きたのか、何を思ったのか、どうしてそんなことが起きたのか。色々考えてしまいますし、調べてみたくなりますね。

条例と法の違い。はっとさせられますね。
条例と法の違い。はっとさせられますね。

今回、「手話言語条例」が制定されましたが、これで全ての困りごとが解決したわけではないことを、このパネルからは知りました。「法」ができないと、まだまだ不便なことがある、余計な労力がかかる、さらには危険が迫っている時に直ちに情報が届かない。そんんな問題があるのですね。「手話言語条例」ができて、より良くなるのだろうなくらいにしか考えていないことの呑気さや他人事にしか受け止めていなかったことを痛感させられました。

今回紹介したパネルは展示のごく一部です。実際に展示に訪れてみると、きっとたくさんの知識や発見が得られるかと思います。

「手話言語条例の啓発パネル展」の展示
日時:2023年12月10日まで
場所:旧国立駅舎(国立駅南口)
旧国立駅舎の開放時間:(平日)7:00~22:00 (休日)9:00~22:00

地域ニュースサイト号外NETライター(国立市・国分寺市)

国立市のカフェめぐりや街並みが大好きなmeguと申します!素敵なお店や、季節を味わえる国立市ならではの景色やイベントをお伝えできれば嬉しいです!

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