国立市の団体「子ども大学くにたち」が開催した「第４回SDGs全国子どもポスターコンクール」。2023年12月17日にポプラ社本社にてポスターの最終審査会を実施しました。受賞作品がただいま、国立駅旧駅舎にて展示されています。この展示は、2024年2月3日まで開催されています。

どの作品も子どもとは思えないほどの画力やセンス、アイデアが詰まった素敵な作品が並んでいます。早速ご紹介していきましょう。

こちらは小学生の作品です。貧困をテーマにしたポスターでは、募金する姿が描かれていました。令和6年度能登半島地震でもたくさんの方が行った、「募金」。こんな風に、誰かを想って笑顔で募金する姿がたくさんあれば良いですね。また、陸の豊かさを守ることを伝えたポスターでは、地球や植物が描かれて、緑あふれる優しいポスターになっています

こちらは「海の豊かさを守ろう」を伝えたポスターです。海の生き物が生き生きと描かれていますね。このウミガメを守りたい、ゴミに海を汚されて悲しそうな鳥を助けたい、そんな気持ちが沸き上がってきますね。

こちらは「ジェンダーの平等」を伝えた小学生の作品です。昔は、○○は「男の子のスポーツ」、○○は「女の子の習い事」などの言葉も使われていました。その根拠は？と今一度振り返ってしまうようなメッセージ性があります。また、「飢餓をなくす」ポスター。この食事を囲む人々の温かい雰囲気が、世界中どの場所でもありますように。そんな願いが聞こえてきそうですね。

こちらは「安全な水を世界中に」届けることの大切さを表したポスターです。水道や井戸をひくことで、この水を運ぶ時間、この女性の大切な時間を他のどんな時間に使えるだろうと考えてしまいますよね。

また、応募された絵画がなんとひとつになっています！　全作品を集めて、モザイクアートとしてひとつの絵画が飾られているのです。みんなの想いがひとつになった作品は圧巻ですよ！　ぜひお近くでご覧ください！