Yahoo!ニュース

難しく考えない献立!麺類のときは他の主食も足しませんか?

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

寒くなって温かい料理が食べたくなってきましたね。

わが家も、温かい料理が登場することが多くなってきました。特に麺料理は温かいものが主流になってきました。

ただ、麺類だとどうしても、レパートリーを増やすのが少し難しかったり、たくさんの具材を用意するのも大変!ということもあります。栄養を考えると「具なしの麺」は少し避けたいというのが本音です。

毎回用意できるとしたら、ネギと乾燥ワカメ、ラーメンならやわらかいメンマ、うどんやそばなら「天かす」など手間がかからないものばかりで、栄養バランスはお世辞にも決して良いとはいえないものになってしまいます。

そこで私が麺類を出すときには、「わざと麺の量を減らして、他の主食を追加する」ということをしています。文字でみると「どういうこと?」となりますので、下記に例を書きますね。

例1:温かい麺料理(うどん、そば、ラーメンお好きなもので)(少量)+炊き込みごはんおにぎり1個

例2:温かい麺料理(うどん、そば、ラーメンお好きなもので)(少量)+ピザトースト(食パン1枚分又は1/2枚)

「温かい麺類とごはんがOKならラーメンとチャーハンの組み合わせはしないの?」と言われそうですが、ラーメンとチャーハンの組み合わせ、私も好きですが「脂質、塩分の取りすぎ」が気になるので出来る限り控えています。

炊き込みご飯も醤油など使用しますが、野菜を多く入れて、だしを入れたりとできる限り薄味でも満足できるようにしています。多めに作って冷凍しておけば、温めるだけで食べられるので便利ですよ。

トーストもピザトーストにすれば、チーズに含まれるカルシウム、たんぱく質も取れ麺類の柔らかさに、トーストのさっくりとして食感の違いがあり飽きずに食べられます。チーズだけでもいいですし、冷蔵庫に残っている野菜を薄く切ってチーズと焼いてもOK、しらすとチーズの組み合わせも和風ピザの感覚で美味しいですよ。

疲れてごはんを作りたくない時は私の最終手段として取り入れています。毎食これでは、介護メンズからブーイングも言われますが「疲れています。今日はご飯は作れません。」という時に出しています。文句を言われたら「私が倒れた時に誰が対応するの?」と少々強気で言います。すると大人しくなります。だって、誰も変わってくれないし、私が倒れたら助けもきっと呼べないと思うから。

季節の変わり目で介護メンズも体調を崩しがちですが、それをみる介護する側も同じく体調を崩しやすくなっています。なので、特にこの季節の変わり目は「無理をしない」ことをいつも以上に意識しています。

3食きちんと栄養バランス、食べやすさを考えた食事がベストですが、そんなことしていたら倒れてしまいます。程よく手を抜いて「ゆるくながく」食事について考えて頂けたらと思います。

※食べやすいもの、飲み込みやすいものは個人差があります。噛む、飲み込む力が少しでも心配な方はかかりつけの医師や看護師さん、管理栄養士、ケアマネージャーさんなどにご確認ください。食事制限をされている方も、かかりつけ医など医療関係者にご相談ください。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

めぐねこの最近の記事