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バレンタイン、介護食でどう楽しむ?

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

スーパーやコンビニでも「バレンタイン特集」で、見ていて楽しくなりますね。いつものお菓子もかわいい包装になっていたり期間限定の商品も見かけます。またテレビでも「バレンタイン商戦」を報道していますね。

バレンタインも行事の1つとしてとらえて、介護食を食べている人でも楽しめるものはどんなもの?と考える人もいるのではないでしょうか。そこで、介護食の方でも楽しめるバレンタインスイーツをご紹介します。どれもスーパーやコンビニで手に入ります。注意する点は「普段の食事と同じ形態のもの」ということは、頭に入れておいてくださいね。

・アイスクリーム:チョコレートアイスならどこでも売っています。いつもより少しリッチなアイスクリームをプレゼントして一緒に食べるというのも、送られた側、送った側共に同じものを楽しめるのでおすすめです。砕いたクッキーやチョコレートが入っていなければ、誤嚥(ごえん)の心配も低くなります。

・生チョコレート:口どけがよく、口の中で溶けるので噛む力が弱い方でも楽しめます。ただしココアパウダーなどはパサパサしているので注意が必要です。

・チョコプリン:この時期、スーパーやコンビニで「期間限定」と銘打ったものが販売されています。「期間限定」商品があるとつい買ってしまう方、多いのではないでしょうか。「この時期しか食べられないもの」とわかると、食べる側も「珍しい」と思い、喜びます。

・ホットチョコドリンク、ココア:お湯や牛乳にチョコレートやカカオパウダー、砂糖などを溶かした甘いドリンクです。でも作るのに少し手間がかかったり、甘さの調整が難しい、飲む人の適温がわからない…という少しハードルは高いかな?と思います。なので、ココアがお手軽でオススメです。

ホットチョコレートドリンクとココアに厳密な区別はありません。違いは含まれる油分の量。ココアは、油分が少ない、ホットチョコレートは油分を多く含みます。ココアの方がすっきりして飲みやすいと思います。

「介護食だからバレンタインは関係ないよね~」とスルーするのではなく、いつもの食事の後に「今日はバレンタインだから」と言って、出すと年齢性別関係なく「楽しく食事ができた1日」になりますよ。

もちろん、普段介護を頑張っているあなたには「ご褒美チョコ」を買って、こっそり自分をねぎらってあげてくださいね。私も毎年「マイチョコ」で励ましています。

※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、持病をお持ちの方、食事制限をされている方も、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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