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「おやつ」でたんぱく質をとりましょう

めぐねこ介護頑張る栄養士/ライター

春の気配も日に日に近づいてきていますね。暖かくなると、体調によっては「外に散歩に行こう」という方もでてくるのではないでしょうか。筋力維持のために「歩く」ことはとても良いことです。ただし体調に合わせて無理をせずに…が介護が必要な方だと大事だと思います。

筋力をつけるために散歩などの運動はもちろんですが、「たんぱく質」も摂ると筋力維持にはとても有効です。でも、サラダチキンのようなたんぱく質は量も多くて、少し硬くて食べられない。食事に1品追加で作るのも面倒という方には、おやつで「たんぱく質」をとる事をおすすめします。

おやつとたんぱく質って、なかなか結び付かないと思います。そこで、たんぱく質が含まれる「おやつ」をご紹介します。おやつと一緒にたんぱく質の含まれる食材を書きますね。

・プリン(たまご)

・甘納豆、どら焼き、きんつば、ぜんざい(豆類)

・アイスクリーム、ヨーグルト、チーズ(乳製品)

飲み物だと、豆乳(大豆原料)、牛乳、牛乳が使用されているコーヒー飲料、飲むヨーグルトなどもお手軽でおすすめです。

これらのおやつはコンビニでもスーパーでも手軽に手に入ります。

おせんべいは、米からできているのでたんぱく質の量を考えると、卵や乳製品、豆類などを使ったもののほうがたんぱく質は取れます。ポテトチップスも材料は「ジャガイモ」と「油脂」なのでたんぱく質の面ではおすすめしません。

ゼリーものど越しなめらかですが、たんぱく質を取るという点から考えるとフルーツゼリーよりも「牛乳寒天」をおすすめします。

ただし、「たんぱく質が多いから食べてもいいんだ」と言って食べ過ぎないようにしてくださいね。これらは「甘い」ので砂糖の取りすぎや脂質の取りすぎに注意が必要です。

食事だけではたんぱく質が足りない…という時はぜひ「おやつ」にたんぱく質の多いものを選んで筋力維持を助けてあげてくださいね。

※「たまご」「乳製品」「豆乳」はアレルギーの表示義務の特定原料に指定されています。アレルギーのある方は接種には十分注意してください。

※食べる方の「かむ力」「飲み込む力」には個人差があります。少しでも不安がある場合は、かかりつけの医師や訪問看護さん、ケアマネージャーさんなど気軽にご相談してくださいね。また、たんぱく質、糖質制限など食事制限をされている方も、かかりつけの医師や訪問看護さん等医療関係者にご相談してくださいね。

介護頑張る栄養士/ライター

栄養士。家族の介護をきっかけにスーパーやコンビニで手軽に買える食品で介護食を作っています。むずかしいと思われる介護食を美味しく、簡単に、お金をかけずにをモットーに作っています。また自分の経験をもとにライター活動もしています。

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