【片品】二荒山神社~コマクサ咲く日光白根山を訪れて~
夏もこれからが本番。今年の夏は何をしましょう?
夏と言えば、向日葵、花火、海、そしてBBQ!
暑さに負けず楽しみたいですね。
私は、今年は登山をしたいと思っています。
その手始めに、今回は日光白根山を登ってきました。
高山植物の宝庫として知られ、日本百名山の一座である日光白根山。
日光白根山ロープウェイ山頂駅に鎮座する二荒山神社で登山の無事をお祈りして行きましたので、その様子も併せてお伝えします。
初夏の青い自然の中で深呼吸をして、小さな花や絶景に元気をもらいながら歩いてみませんか。
二荒山神社について
二荒山神社は、永享元年(1429年)日光白根山の山頂に白根山神社が祀られたのが始まりとされています。
しかし、長い年月により御社が老朽倒壊していたため、平成15年に日光二荒山神社より勧請、二荒山神社として現在地(日光白根山ロープウェイ山頂駅)に建立されました。
御祭神 大己貴命(大国主神、大黒天)
御神徳 縁結び、招福 他
勧請元の日光二荒山神社は、日光山信仰の始まりとなった古社です。二荒山(男体山)を御神体として祀り、古くから下野国の一の宮として敬われ、信仰を集めています。
縁結びの聖地であり、男女のご縁だけでなく仕事や友人、お金の縁など様々な良いご縁を結んでくださるそうです。
ロープウェイ山頂駅の二荒山神社は、山頂駅のロックガーデンを散策しながら、気軽にお参りすることができます。
新緑の濃い青色の中、目の覚めるような朱色の鳥居が現れたときは思わず立ち止まってしまいますし、神聖な空気を感じるかもしれません。
日光二荒山神社と同じ神様が祀られていますから、きっとこちらでも良いご縁を引き寄せてくださるかもしれませんね。
ロープウェイに乗って、標高2000mに鎮座する天空の二荒山神社に立ち寄ってみてはいかがでしょう。
日光白根山について
日光白根山(標高2578m)は群馬県と栃木県の県境に位置し、関東以北の最高峰です。
山頂駅まではロープウェイを利用して約15分ほどでアクセスすることが可能です。
山頂駅には二荒山神社の他、日光白根山や周囲の山々を眺めながらゆったりと過ごすことができるテラスや足湯などがあり、多くの人たちで賑わっています。
また山頂駅のロックガーデンでは、6月から9月にかけてシラネアオイやコマクサ、エゾリンドウといった高山植物を観ることができます。
自然散策コース(1周約45分)や史跡散策コース(1周約2時間)も整備されているため、登山でなくとも自然を満喫することができますよ。
ロープウェイを利用した登山ルートは、始めは樹林帯を、最後はザレ場を進むことになります。
樹林帯は苔に覆われた木々が多く、深い森の中に入っていく感覚です。鬱蒼としているわけではなく、木々の間からこぼれる木漏れ日が美しい、明るい森です。
しばらく歩くと樹林帯を抜けます。
突然目の前に空が広がるので、その青さにとても感動します。
足下には、樹林帯を歩いていたときとは違う種類のたくさんの小花たちが咲いているので、引き続き元気をもらいながら山頂を目指します。
今回は山頂まで行ってきましたが、以前訪れたときは二荒山神社に参拝しロックガーデンを散策して、足湯を楽しんで帰りました。
いろいろな楽しみ方で自然を満喫することができるのも日光白根山の魅力かもしれません。
もう少し歩きたいという方は、自然散策コースや史跡散策コースを巡ることで、気軽にお山歩きが楽しめると思います。
最後に
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
二荒山神社という名前の神社は栃木県内に何ヶ所かあるのですが、それぞれ歴史や共通点などを知ることも楽しいかもしれません。
また別の記事でご紹介できたらと思います。
夏に何をして楽しむか、考えるとワクワクしますね。
熱中症対策も万全にしてステキな夏を過ごしましょう。
【基本情報】
二荒山神社(丸沼高原・日光白根山ロープウェイ)
住所:群馬県利根郡片品村東小川
アクセス:
【沼田側からのアクセス】
*お車でお越しの場合
関越道「沼田IC」より約50分
*電車でお越しの場合
「JR沼田駅」より路線バスで約75分
【日光側からのアクセス(冬季通行止め)】
*お車でお越しの場合
日光宇都宮道路「清滝IC」より約60分
*電車でお越しの場合
「東武日光駅」より路線バスで約40分
駐車場:有 1800台
参拝時間:8:00~16:00 冬季はロープウェイ運休
・営業時間、アクセスなどの詳細は公式ホームページをご確認ください。
・ロープウェイは悪天候などの理由により予告なく運行できない場合もあります。
・日光側の金精峠は12月下旬~4月下旬まで冬季通行止めとなります。
MARUNUMA KOGEN Nikko National Park 公式ホームページ