ずっと訪れたいと思っていた、平柳星宮神社。

なんと、こちらの神社では「うなぎ」が神さまのお遣いとして祀られている。

古来から金運や健康運そして良いご縁を結ぶなど、日本人にとって「うなぎ」は、さまざまな開運をもたらす存在として考えられてきた。

新年度に向けて「うなぎのぼり」に気運を上げていきたい方にぴったりの神社ではないだろうか。

平柳星宮神社

正式名は星宮神社である。

緑豊かで静かな境内は歩くだけでも心地良い。

そして拝殿前の狛犬たちのフォルムもなんとも言えず可愛い。

平柳星宮神社は今から約600年前、現在地に社殿が造られたと伝えられる。

鎮座当時から虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)も祀っていたことから、地元では「こくぞうさま」の通称で親しまれている。

虚空蔵菩薩のお遣いあるいは化身ともいわれる「うなぎ」を現在も大切にお祀りしているのは、そのような歴史的背景によるものだ。

主祭神

磐裂命(いわさくのみこと)、根裂命(ねさくのみこと)、経津主命(ふつぬしのみこと)の三柱の神さまを祀っている。

祓の神、厄除けの神さまとしても知られ、家内安全、厄難消除、運気上昇などのご利益がある。

なでうなぎ

現在も大切の祀られている「うなぎ」。自身の干支とうなぎを撫でて開運を祈りたい。

御朱印

月替わり御朱印(片面)、うなぎのぼり御朱印(二面)、清祓御朱印(二面)、三面御朱印を受けることができる。三面御朱印以外は書き置きの対応も可能とのこと。

どの御朱印にも躍動感ある「うなぎ」が描かれている。いただくだけでも運気が上がりそうな御朱印だ。

三面御朱印は今年いっぱい受けることが可能である。

うなぎの描かれたオリジナルの御朱印帳も併せて受けてみてはいかがだろう。

最後に

うなぎのぼり、という言葉は

うなぎの性質に由来しているそうだ。

川を登っていくさまとも、手で捕まえたときにヌルヌルと上に逃げるさまとも言われているが、いずれにせよ物事が上昇することを言う。

うなぎのぼりに例えられるように、何事もより良い方へ上昇していける一年になるよう祈りたい。