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【足立区】住宅街の知る人ぞ知るバラの名所『青和ばら公園』へ!無料で世界各国のバラを楽しもう♪

mihhy元あだちっこライター(東京都足立区)

バラのまちとして知られる青井の『青和ばら公園』は、毎年この時期、多くの人で賑わっています。
青井駅からは徒歩2分程の住宅街の中にありますが、知る人ぞ知るバラの名所です。
今年もゴールデンウィークの最終日、見頃のバラを見に行ってきました。

青和ばら公園
青和ばら公園

遠くからも、色鮮やかな花の色が目に飛び込んできます。
見頃を迎えた休日ということもあり、いつもより多くの人が足を運んでいました。
何といっても、この公園は無料でバラを鑑賞することができるので、とってもおすすめです!

公園の入り口には、見どころマップもあり、順路などの説明がありました。

色とりどりのバラが咲き誇っています

入口のアーチをくぐりぬけ、園内へ入ると色とりどりのバラの花が咲き、甘い香りが漂います。

園内には、約100種、約880株のバラが植えられています。
昭和63年の開園時から数回の改修工事を行い、少しづつ花壇の内容を充実させてきたということです。

アーチ
アーチ

アーチの元で記念撮影をしている方も多くいました。

フェンスやアーチに絡まるバラもあり、様々な植栽が楽しめます。

ツルバラの「ローズうらら」
ツルバラの「ローズうらら」

ツルバラは、高く見上げるほど絡まっていて見ごたえがあります。

園内には、一般的になじみのある現代バラの品種を多く取り入れて植栽されているそう。

皇室にゆかりのあるバラの数々も

皇室ゆかりのバラとして、「プリンセスミチコ」や「プリンセスアイコ」なども植えられています。

プリンセスミチコ
プリンセスミチコ

やさしい朱色の「プリンセスミチコ」

プリンセスアイコ
プリンセスアイコ

桃色が愛らしい「プリンセスアイコ」

品種を作出した方々へ想いを馳せて

ご当地バラ(?)ということで、「つくばエクスプレス」という名のバラがありました。
つぼみができてから開花までが早いという特性から、“速さ”をセールスポイントにしている鉄道「つくばエクスプレス線」になぞらえた名前となっているそうです。

つくばエクスプレス
つくばエクスプレス

他にも様々な品種が。

ピース
ピース

平和への願いがこめられた「ピース」

月光
月光

月の光のように濃い黄色をした、「月光」

新雪
新雪

雪のような純白の花を咲かせるという、つるバラの「新雪」

それぞれの品種には、作出者の思いが込められています。その背景に想いを馳せて鑑賞すると、より楽しめそうですね。

高台から園内を眺めてゴール!

ドーム型アーチ
ドーム型アーチ

園内巡りの最後には、異国風のドーム型アーチになっているちょっとした高台に上ります。

高台からの眺め
高台からの眺め

高台からは、園内が見渡せますよ。

春バラの見頃は、例年5月上旬~5月下旬頃となっています。
訪れた5月8日は多くのバラが咲き進んでいて、見頃を迎えていました。その中でもまだ蕾のバラもあり、もうしばらくは楽しめそうです。
品種の紹介なども充実しており、有料の施設のような手入れが行き届いた公園です。

身近で無料の、知る人ぞ知る『青和ばら公園』で、この時期にしか見られない華やかなバラを、甘い香りに包まれながらゆっくりと鑑賞してみてはいかがでしょうか?

【青和ばら公園】
住所:青井3-18-15
バラの見頃:5月上旬~5月下旬頃、10月上旬~10月下旬頃
(写真は全て2022年5月8日撮影)

元あだちっこライター(東京都足立区)

東京の端っこ足立区で暮らす2児の母。足立区内の身近な「楽しい」や「おいしい」を探しては自転車で駆け巡っています。下町人情の残る、古くて新しい足立区の魅力を母親目線も交えて発信していきたいです。

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