先日はものすごい強風が吹き荒れましたね。それでも木々の花は咲き始め、着々と春は近づいてきています。

早咲きで知られる「河津桜」が区内で見頃を迎えているということ。

早速足を運んできたのでその様子をご紹介します。

伊豆に行かなくても、区内に「河津桜」の名所があった！

通常ならば2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎えるという「河津桜」。

伊豆半島にある静岡県河津町で発見された早咲きの桜です。

その「河津桜の並木」が足立区にあるとご存じでしたか？

その場所は、花畑二丁目から七丁目にかけての綾瀬川と毛長川沿いの緑地です。

（撮影日は全て2024年2月29日）

１キロメートルに渡って、区内唯一という「河津桜の並木」が続いています。

強風が去った翌日に訪れたので、桜の花は散ってしまっているかと思いましたが、まだまだ見事な花を咲かせていました。

傘状の大輪を咲かせる河津桜の花の色を、紫紅色とも表すのだそう。

筆者は知りませんでしたが、以前より区内に河津桜並木はあったのでしょうか？

散策路の途中で、案内板を見つけました。

桜並木沿いは整備された路なので歩きやすく、早春の散策にはピッタリです。

青空に映える早春に咲く可愛らしい花々

この日は雲が多いながら日差しもあり、淡い紅色が青空に映えます。

こんなに間近で可愛らしい花を愛でることが出来ましたよ！

まだ植樹から数年のため、木は小さく花数も多くはないそう。だからこそ、枝が低く、花を間近で鑑賞できる良さもあるということです。

強風にも耐え抜いた河津桜の可憐な花を見上げて歩いていると、自然と気持ちも上を向きます。
儚くもたくましい河津桜の次は、どんな桜が咲くのだろうと春の訪れが待ち遠しくなりますね。

足立区の「河津桜」は見頃を迎えているので、なるべく早めの観賞がよさそうです。

区内の新しい桜の名所へぜひお出かけくださいね！