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【相模原市】舘野鴻絵本原画展「写真じゃないの!?細密な原画を見て驚き!」【がろあむし】

みいこライター(相模原市)

こんにちは
Yahoo!地域クリエイターのみいこです!

今回は、相模原市立博物館で開催中の舘野鴻絵本原画展「がろあむし 描かれた相模原の自然」をご紹介します!
(取材/撮影ご協力:相模原市立博物館)

徹底的に観察して描かれた絵本「がろあむし」

みなさん「ガロアムシ」ってご存知ですか?
ガロアムシとは、昆虫の名前です。

栃木県日光市の中禅寺湖で1914年にフランス人外交官のガロア氏が発見したことから「ガロアムシ」と名付けられたそうです。
そのガロアムシを相模原市内の生息地で取材し、徹底的に観察して作られた絵本が「がろあむし」です。

絵本「がろあむし」は、それはそれは本当に細密に描かれており、“全ページにわたり納得するまで徹底的に観察した上で描いた”ということがよく分かります。

ひとつひとつの原画を見ながら、その細密さに何度もため息が出ました。

舘野鴻(たての ひろし)さんてどんなひと?

舘野鴻(たての ひろし)さんは、1968年横浜市に生まれ、演劇、音楽活動などを経て環境コンサルタントの生物調査員となり、その傍ら景観図や図鑑の生物図、解剖図などを手掛けるようになり、2005年から絵本の制作を始めた絵本作家・生物画家さんです

左側の棚上段にある小学館児童出版文化賞を受賞した「つちはんみょう」や、「しでむし」「ぎふちょう」「あまがえるのかくれんぼ」「宮沢賢治の鳥」など多数の絵本を出版されています。

貴重な絵コンテやフィールドノートまで見ることができます!

なんと、この原画展では、絵本の原画だけではなく、舘野鴻さんの絵コンテやフィールドノートまで見ることができます!

作家さんのこういったノートを見ることができるのは本当に貴重ですよね。
日付とともに、その時々に感じたことや見たものが細かく記されていました。

その他、特注で作られたガロアムシの観察飼育箱や、絵本のラフ、絵コンテ、実際に使用された観察用具など展示物はとても貴重なものばかりです。

ぜひ、実物をご覧になってくださいね。

鳥の眼で

絵本「がろあむし」の冒頭ページと最後のページには、相模原市内の、本書の調査・取材地となった場所付近の鳥瞰図(ちょうかんず)が描かれています。

会場入ってすぐのところには、その拡大複製図が展示されており、息をのむほどの細かさに驚かされます。

写真と見間違えるほどです。
この風景で「あの辺りかな」とわかる方もいるかもしれませんね。

絵本「がろあむし」の世界を体験!

会場には、舘野鴻さんが描く絵本「がろあむし」の世界に入り込むことができるコーナーがありますよ。

思い出の一枚を撮影してみませんか?
SNSなどへのアップもOK!だそうです。

その他、絵本「しでむし」「ぎふちょう」「つちはんみょう」からそれぞれ1点ずつの原画を拡大複製したものも展示されているので、ぜひここでも思い出の素敵な一枚を残してみてくださいね。

絵本「つちはんみょう」

絵本「ぎふちょう」

お花の中に蟻を見つけました。

絵本「しでむし」

あかねずみの鼻の質感や体毛の量感がリアルに伝わります。

今回ご紹介したものは、撮影可能ブースの中の一部です。
原画やその他の展示物はぜひご来場の際にお楽しみください♪
作家の世界観に浸るとはまさにこのこと。すっかり舘野鴻さんが描く細密な絵に魅了されてしまいました。

舘野鴻絵本原画展
「がろあむし 描かれた相模原の自然」
令和4年3月26日(土)~6月5日(日)
休館日 毎週月曜日(3月28日は開館)、5月6日
9:30~17:00
特別展示室 観覧無料

ガロアムシの他にも、絵本に登場している土壌動物を、写真家の吉田譲さんによる美しい生態写真で紹介されています。

舘野鴻絵本原画展は6月5日まで開催しているので、ぜひご家族やお友達と足を運んでみてくださいね。

相模原市立博物館
神奈川県相模原市中央区高根3-1-15
042-750-8030

ライター(相模原市)

相模原市で生まれ、相模原市で育ち、今もなお相模原市で生活を楽しむフリーライター。昔も今も変わらない相模原市の良いところ、なつかしい風景、お店などなど…大好きな相模原市の楽しい面白い懐かしい情報を発信します。

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