小田急線栗平駅から緩やかな坂を登ったところにある平屋建ての建物。ブラウンが基調のきれいな建物がリニューアルオープンした看護小規模多機能支え合いです。桐光学園の野球部の練習の声や、畑に囲まれた場所には、最新の設備はもちろん、スタッフのみなさんも精鋭ぞろいの看護小規模多機能支え合いがリニューアルオープンしました。

今回「看護」小規模多機能となったことで、看護師の人数も増え、特別なケアが必要なかたもご利用いただけるようになったそうです。褥瘡（じょくそう・床ずれ）等の処置を行う皮膚・排泄ケア認定看護師や、フットケア指導士の資格を持つ看護師も配置されるため、爪切りなどの医療行為も対応が可能。高齢になると皮膚が敏感で弱くなる方も多いそうなので、安心して通えそうですね。

段差のない広々とした施設で、特にこだわってるのがお風呂とスヌーズレンルーム。お風呂は寝たままでも湯船に浸かれる最新設備。体格の良いご主人を体の小さな奥様がお風呂の手伝いをするのは予想以上に大変なことです。このお風呂だとリラックスした時間が過ごせそうです。

スヌーズレンルームはアロマの香りが漂い、プロジェクターにゆったりとした映像が映し出されたリラックスルームのような贅沢な空間。集団で過ごしたくない気分の時に利用するのにピッタリだと思いました。

内覧会には、山本麻生新区長のお姿もあり、「地域に根差した活動もしているのがよくわかった。いろいろな世代のフックになるようにこれからも開かれた施設にしてほしい」というお話をされているのが印象的でした。

地域の方はお散歩がてらに駅から歩いてこられたり、通りかかりに立ち寄ったりと様々。結婚式や子どもの幼稚園選びは事前に調べる人は多いと思いますが、自分の老後について事前に考える人は限られてくると思います。介護にほど遠いお元気なうちから様々な施設を見学して、引き出しを沢山持つのが大切ですね。

予約なしでも入れる内覧会。連日５０名近くの方が来所されているとのこと。少しでも興味のある方は行かれてくださいね。