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【ロッテ新作】板ガムが期間限定で復活!「スウィーティガム」と「マスカットガム」が懐かしすぎた

南森エレナカフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

こんにちは、南森エレナです。気分転換したい時や食後などに噛みたくなるガム。スーパーやコンビニなどには豊富な種類の「粒ガム」が並んでいますが、一昔前は「板ガム」が主力になっていたのはご存知でしょうか。

 現在でもさまざまなガムがお菓子メーカーから発売されていますが、「ロッテ」では、食べる機会の少ないフルーツを手軽にガムで味わえるよう、これまで豊富な種類のフルーツガムを開発してきました。

 特に90年代は「アミューズメントガム」というコンセプトのもと、希少性、ファッション性もある楽しい板ガムも開発していたのだとか。

 そんな「ロッテ」から、懐かしの板ガム「スウィーティガム」と「マスカットガム」が期間限定で復活。今回初めて知る方には、昔のものが逆に新しくて面白い!と感じていただけるレトロな商品です。

スウィーティガム(1995年発売)

「スウィーティガム」9枚 価格:オープン価格(想定小売価格118円前後)
「スウィーティガム」9枚 価格:オープン価格(想定小売価格118円前後)

「スウィーティガム」は、1995年~2006年頃に販売していた人気のフルーツフレーバーのガムです。スウィーティと聞くと、真っ先に「スウィーティガム」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

 スウィーティとは、グレープフルーツとポメロ(文旦の一種)を掛け合わせたアメリカ・カリフォルニア州原産のフルーツです。日本には1990年頃から輸入・販売が開始され、当時としては珍しいフルーツでした。グレープフルーツに比べ酸味が少なく食べやすいため、当時の日本人の嗜好に合うと考えて「スウィーティ」のガムが誕生しました。

実際に試してみた

ガムは1つに9枚入っており、1枚をスッと取り出してみました。紙の包みを開けるとガムはさらに銀紙に包まれていました。銀紙を開けた瞬間、甘いスウィーティの香りがふわりとして、とてもさわやか。

 味は、グレープフルーツに似ていますが酸味が少なく意外と食べやすい印象。開発当時、日本でなじみが薄かったスウィーティのガムは大ヒットを記録したのだそう。これまで販売したスウィーティガムを1枚1枚繋げた長さは、地球5周分以上といわれています。 (ロッテスウィーティガム累積出荷数より算出)

「マスカットガム」(1992年発売)

「マスカットガム」9枚 価格:オープン価格(想定小売価格118円前後)
「マスカットガム」9枚 価格:オープン価格(想定小売価格118円前後)

「マスカットガム」は1992年に発売したフルーツフレーバーのガムです。当時マスカットは知名度の高い果物でしたが、そのフレーバーを使用した商品はまだ少ない状況でした。

 開発にはマスカットの「芳醇な香り」に注目し、中でもマスカットで一番おいしい部位といわれる「種の周りの甘く芳醇な香り」をガムで再現したのだそう。

実際に試してみた

実際にガムを噛んでみると、マスカット独特の香りが楽しめるだけでなく、まるで果汁をそのまま味わっているような感覚でした。この1枚の薄いガムからは想像もできないくらい芳醇な香りが漂い、しばらくフルーティーすぎる味わいに酔いしれていました。

 ガムは友人と一緒に食べたのですが、「マスカットのガムを噛んでいるのが遠くにいても香りでわかるね」と言われてしまいました。オフィスで試す時は注意が必要かもしれません。

今回の復活をきっかけに楽しんでみて

板ガムは、粒ガムと比べると3.5倍くらい大きさが異なるので噛み応えも抜群です。顎も鍛えられるかもしれません。ぜひスーパーやコンビニなどのガム販売コーナーや、レジ回りなどを探して見つけてみてください。公式オンラインストアでも購入できます。

 発売当時の味わいを再現している板ガムを、今回の復活をきっかけに楽しんでくださいね。

カフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

東京都在住・愛知県出身。カフェやスイーツ、旅をテーマに雑誌やWebメディアで記事を執筆しているライターです。企画からアポイント、インタビュー、撮影、執筆を行っており、年間通して約200件以上の取材をしています。取材テーマは、カフェ、スイーツ全般。個人飲食店、外食チェーン店、新商品レビュー、地方自治体を含む観光など。大手旅行会社に勤務していた影響で、国内外問わずふらりと旅へ。新しいご当地グルメを発掘するのを楽しみに旅を続けています。日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ資格所持者。

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