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【ハワイアン航空】日本路線の機内食がリニューアル。新シェフが監修する機内食の味を体験してきた

南森エレナカフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

こんにちは、南森エレナです。ハワイアン航空は、9月1日より日本路線において機内食をリニューアルしました。監修は、東京・目黒のモダンアメリカンレストラン「Mark’s Tokyo(マークス トウキョウ)」のオーナーであるマーク関田シェフが監修。

今回は、リニューアルしたハワイアン航空日本路線のマーク関田シェフが監修する機内食メニューの一部を実際に味わってきたのでご紹介します。

ハワイアン航空の日本発・ビジネスクラスの機内食

「Mark’s Tokyo」のオーナー・マーク関田シェフ
「Mark’s Tokyo」のオーナー・マーク関田シェフ

ハワイアン航空では、ハワイの個性的で豊かな文化を体験できる機内食サービス「Featured Chef Series(シェフシリーズ)」があり、ハワイの著名なシェフが6ヶ月毎に機内食の料理を担当。ハワイならではの味わいと機上での特別な体験を堪能できます。

9月1日から東京・目黒の「Mark’s Tokyo」のオーナー・マーク関田シェフがシェフシリーズに参加。日本発のプレミアムキャビン(ビジネスクラス)とメインキャビン(エコノミークラス)の機内食を監修しています。

日本発・ビジネスクラスの創作ハワイアンメニュー

画像提供:ハワイアン航空
画像提供:ハワイアン航空

こちらは、日本発・ハワイ行きのプレミアムキャビン(ビジネスクラス)の創作ハワイアンメニューです。

 気になる内容は「かぼちゃのスープ」、「国産黒豚の煮込み(味噌と蜂蜜のソース)」、「季節のお野菜とポテトピューレ」、「ディナーロールとバター」、「季節のフレッシュフルーツ」です。

画像提供:ハワイアン航空
画像提供:ハワイアン航空

デザートは「ライエバニラのパンナコッタ」をコーヒー、紅茶、リキュールなどドリンクと一緒に楽しめます。到着前の食事も、マーク関田シェフのメニューを用意しています。

日本発・エコノミークラスの創作ハワイアンメニュー

画像提供:ハワイアン航空
画像提供:ハワイアン航空

また、日本発・ハワイ行きのメインキャビン(エコノミークラス)とエクストラ・コンフォートでは「ロコモコ」を楽しめます。羽田発ハワイ行き(深夜フライト)でも「ロコモコ」を提供しています。

 機内サービスでは、マウイブリューイングカンパニーの「ビキニブロンド」ビール、コハナパイナップルダイキリ、ライオンコーヒーなど、地元産のドリンクやカクテル提供しています。(一部はビジネスクラスでのみ提供)

マーク関田シェフのレストラン「Mark’s Tokyo」

「Mark’s Tokyo」
「Mark’s Tokyo」

今回は、実際にハワイアン航空に乗って機内食を食べることができなかったのですが、機内食を監修するマーク関田シェフがオーナーを務める目黒のレストラン「Mark’s Tokyo」を訪ねて、この日は特別に、ハワイアン航空で提供される機内食の一部を試食させていただきました。

レストランは、目黒駅から権之助坂を下って約6分。目黒川が近くにある緑豊かな場所にあります。このお店は、元々は東京・銀座に初のモダンアメリカンレストラン「Mark’s Table」として営業しており、2021年に目黒区に移転。「Mark’s Tokyo 」として再オープンしました。

機内食の一部を試食してみた

お店のメニューは、スープ、魚介パスタ、お肉、デザートなど基本コース料理のみ。マーク関田シェフはイタリアとアメリカのハーフなので、自身のルーツに基づいた日本・イタリア・ハワイのエッセンスを創造的に融合した料理を提供しています。

機内でも提供している「かぼちゃのスープ」

「かぼちゃのスープ」
「かぼちゃのスープ」

この日最初にいただいたのは、ハワイアン航空の機内でも提供している「かぼちゃのスープ」。昆布、椎茸、カツオで取った和風だしをベースにしており、一口目から和テイストな味わいがしっかりと感じられました。

 クリーミーなスープには、乳製品が一切入ってなく100%野菜とだしのみで作られているのだそう。

スープの上には、ハワイ島の塩と小豆島のオリーブオイルがかかっており、塩気をアクセントに。ハワイと日本の食材を使用しているのもこだわりです。

【メイン】国産黒豚のローストポーク (味噌と蜂蜜のソース)

メインは、国産黒豚のローストポークに、季節感が感じられる山梨県産の赤万願寺唐辛子と長野県産のほおずきの付け合わせ。

 黒豚のローストポークの下には、きたあかりのじゃがいもで作ったポテトピューレが添えてあり、味噌と蜂蜜のソースがかかっています。

機内食は国産黒豚の煮込みですが、この日は鹿児島産の黒豚のローストをいただきました。豚肉の塊肉をオーブンでじっくりと焼いて目の前でスライス。

 季節や仕入れによって、機内食とは肉の種類と付け合わせが異なりましたが、味噌と蜂蜜のソースは機内食の黒豚の煮込みにかかっているものを再現しています。

【デザート】ライエバニラのアイスクリーム

デザートには、ライエバニラのアイスクリームをいただきました。機内食のデザートは、「ライエバニラのパンナコッタ」ですが、バニラビーンズはハワイ島ライエにある「ライエ・バニラ・カンパニー」の商品を使用しています。

 口に入れた瞬間、芳醇なバニラの香りが口いっぱいに広がり、その濃厚さに驚愕!クリーミーで食べた後の甘さと香りの余韻もしっかりと堪能できました。

アイスクリームの横には、Mark’s Tokyoのキャラメルアクランブルクッキーとポップコーンが添えてあります。マーク関田シェフのオリジナル要素が入ったアイスクリームは絶品でした。

ライエバニラビーンズは機内食にも使用されているので、食べる機会がありましたらぜひ香りを存分に楽しんでください。

羽田-コナ線を10月に運航再開

画像提供:ハワイアン航空
画像提供:ハワイアン航空

ハワイアン航空は、東京国際空港(羽田)とエリソン・オニヅカ・コナ国際空港(コナ)間の定期直行便の運航を10月に再開します。2016年12月に羽田-コナ線を開設したハワイアン航空は、新型コロナウイルスの影響により2020年3月から同路線の運航を休止していました。

羽田発、ハワイ・コナ発ともに10月29日から11月3日の間に3便を運航。その後11月22日より週1便で運航し、2024年3月にかけて段階的に従来の週3便の運航に戻していく予定です。

 羽田-コナ線の出発時間は、羽田発23時55分-コナ着12:50。出発時間が仕事が終わってからでも十分間に合うので、旅行の計画も立てやすいのが嬉しいですね。

 ハワイに行く機会があれば、ハワイアン航空のマーク関田シェフが監修する機内食の味を体験してみてください。

【店舗情報】
Mark’s Tokyo(マークス トウキョウ)
住所:東京都目黒区目黒 1-23-14
電話番号:03-6417-0664(完全予約制)
営業時間:水曜~日曜 18:00~22:00
定休日:月・火、不定期
公式サイト(外部リンク)
ハワイアン航空公式サイト(外部リンク)
ハワイアン航空Instagram(外部リンク)
ハワイアン航空の機内食(外部リンク)
取材協力:ハワイアン航空、Mark’s Tokyo

カフェ・旅ライター/スイーツコンシェルジュ

東京都在住・愛知県出身。カフェやスイーツ、旅をテーマに雑誌やWebメディアで記事を執筆しているライターです。企画からアポイント、インタビュー、撮影、執筆を行っており、年間通して約200件以上の取材をしています。取材テーマは、カフェ、スイーツ全般。個人飲食店、外食チェーン店、新商品レビュー、地方自治体を含む観光など。大手旅行会社に勤務していた影響で、国内外問わずふらりと旅へ。新しいご当地グルメを発掘するのを楽しみに旅を続けています。日本スイーツ協会 スイーツコンシェルジュ資格所持者。

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