スイーツコンシェルジュの南森エレナです。先日、東京のカフェで「ピスタチオコーヒー」という世にも珍しいコーヒーに出会ったのでご紹介します。
このコーヒーは、ピスタチオスイーツ専門ブランド「MAX PISTACHIO（マックス ピスタチオ）」のプロデューサーであるヒキノトオルさんが、イタリアシチリア島ブロンテ村を訪れた時に体感し衝撃を受けた本場の味わいを、日本人向けに再構築したコーヒーです。

筆者が一目見て衝撃を受けたのが、カップの縁に付いている砕いたピスタチオの粒。まるでオシャレなBarで提供されるカクテルみたいな見た目に、飲む前からワクワクが止まりませんでした。
早速周りのピスタチオを味わいながらエスプレッソを味わってみると、ピスタチオの香ばしさの後に芳醇でほんのり甘さを感じるエスプレッソが見事にマッチ！

ヒキノトオルさんのSNSには、昨年の秋に2年に一度シチリア島ブロンテ村で開催される「ピスタチオ祭り」に実際に訪れて、現地のピスタチオ専門店カフェで「ピスタチオコーヒー」を体感している様子が投稿されていました。
現地で提供された「ピスタチオコーヒー」は、カップの周りにピスタチオペーストがたっぷり付いており、これでもかというくらいピスタチオを堪能できるようなコーヒーのようです。

ピスタチオコーヒーが飲めるカフェは？

本場シチリアの味わいを日本人に飲みやすいようにアレンジした「ピスタチオコーヒー」を提供しているのは、日本橋の馬喰町にあるカフェ&バースペース「abno（アブノ）」。カフェは、コレクティブ・ホテル「DDD HOTEL」2階にあります。

ピスタチオコーヒー（エスプレッソ）

「abno（アブノ）」では、「ピスタチオコーヒー（エスプレッソ）」というメニュー名で3月14日（木）まで期間限定で販売しています。
このコーヒーは「MAX PISTACHIO」が「abno」とコラボレーションしたコーヒーです。
こちらのピスタチオコーヒーは、イタリアの日常には欠かせないエスプレッソの味わいをしっかりと堪能できるだけでなく、香ばしいピスタチオの風味も楽しめるので全体的にバランスが良くとても飲みやすいです。

コーヒーと一緒についてくるのは炭酸水。ヨーロッパでは食事の時にガス入りのミネラルウォーター（炭酸水）を飲む習慣があり、炭酸を飲むことで口の中がさっぱりとして、次の料理がおいしく食べられる利点があります。
エスプレッソの苦みでいっぱいになった口の中をリセットできるので、炭酸水の存在は嬉しいですね。
この「ピスタチオコーヒー」について調べたのですが、ネットでは全くヒットせず情報が出てきませんでした。現在はシチリア島にしかない日本未上陸のオリジナルコーヒーといってもいいでしょう。

ピスタチオの味わいが堪能できるスイーツ

現在「abno」では「ピスタチオコーヒー」のほかに、ピスタチオスイーツテリーヌやピスタチオアイスクリームアフォガードなど、ピスタチオが堪能できるスイーツを3月14日（木）まで期間限定で販売中です。
気になった方は、ぜひ「DDD HOTEL」2階の「abno」へ行ってみて、濃厚すぎるピスタチオスイーツの味わいを体感してみてくださいね。