横浜の元町を歩くと、ハイカラな時代だった当時を偲んでみたりしてワクワクソワソワするのはハマっ子になりきれない都筑区民あるあるなのでしょうか。

私が元町に行く際に必ず立ち寄る店がこちら。

創業120年を迎える近沢レース店

近沢レース店の歴史は古く、1901年(明治34年)絹の輸出商としてスタートしました。麻生地を店頭に置き、外国人のお客様向けにオーダーメイド商品を承っていたその際に職人がレースや刺しゅうをあしらったことが評判に。以来、時代を超えてさまざまなレースの商品を作り続けています。

実は私、恥ずかしながら近沢レース店を知ったのは、横浜に越してきた3年前でした。気品ある老舗のレース店なので、私には敷居が高いかな？と案じていたらですよ、シーズンタオルハンカチがお手頃でコレクションしたくなるほどの無敵の可愛さだったのです。

シーズンタオルハンカチとは?

月ごとに販売される、近沢レース店オリジナルデザインのレースで縁取ったタオルハンカチです。その季節感あるデザインのユーモア＆クオリティといったら！

売り切れ次第終了なので入荷情報は近沢レース店の公式LINEやInstagram、Twitterなどでチェックされることをおすすめします。

7月は【かき氷】と【金魚】

7月は、子どもの頃わくわくしたお祭りを思い出すような「かき氷」と「金魚」がモチーフです。あまりの可愛さに、買わずにはいられなかったです。

【かき氷】

まず、この心踊るカラーリング！

ブルーハワイ×いちごシロップ。かき氷といえばこのビビッドカラーですね。タオル生地もブルー(ブルーハワイ)とピンク(いちごシロップ)の2色展開です。

そして氷旗を彷彿とさせる「氷」の文字。

雪の結晶マークもさりげにアンダーラインに入っていて、細かい所まで粋なのです。

【金魚】

こちらのタオル生地は、淡いサーモンピンクとブルーの2色展開です。

「ポイ（すくい枠）から逃げた金魚」という遊び心あるストーリーが込められたデザイン。

言われてみれば、金魚も得意げな顔をしているように見えてきますね。

アンダーラインにはレトロな書体で「きんぎょ」の文字とポイが並んでいます。

見る角度で表情が違う立体的なレース。繊細なラインは糸でしか表現できません。

この「透かし」が刺繍とは違うレースの魅力!

よく手に触れるハンカチタオルだからこそ、触る度にその特別感を味わう事ができます。

可愛いだけじゃない、シーズンタオルハンカチの魅力

可愛いだけじゃない、その秀逸さをご紹介しますよ。

【上質なタオル生地】シーズンタオルハンカチでは、しっとり滑らかな「今治製タオル」と毛羽立ちの少ないパイル生地の「無撚糸素材タオル」の2種類を使用。どちらの生地も肌触り・吸水性に優れ、使い心地は抜群です。

【お手入れが簡単】レースはお手入れが大変そう・・でも、安心してください。丈夫なギュピールレースはネットに入れて洗濯機で洗える上にアイロンがけも不要です。

【手に取りやすい価格】お値段は1枚1,320円(税込)とお手頃なのが嬉しいところ。※一部のタオルハンカチは値段が異なります。

デザインの可愛さ、使い勝手の良さ、手に取りやすい価格、美しいレースの技術、どれも星5つをつけたくなります。

8月は【枝豆】と【ビール】

童心に返るような気持ちにさせてくれる7月の「かき氷」と「金魚」でしたが、8月はがらりとテーマが変わって「枝豆」と「ビール」。こちらは大人しか味わえない夏の楽しみですね。

受け継がれるレースの技術と美しさを、遊び心たっぷりに表現されている近沢レース店に脱帽。

わずか2.7ｃｍのレースに季節を託したタオルハンカチは、もはや夢が詰まった作品です。

自分用コレクションとしてもおすすめですが、横浜土産として贈っても、きっと喜ばれますよ。

※シーズンタオルハンカチは数量限定販売のため完売の可能性があります。