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栗も卵も横浜産! 素材にこだわったジェラートの専門店【横浜市青葉区】

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

けやき並木の通りにお店が立ち並ぶ、横浜市青葉区柿の木台。まだ日差しが強く木漏れ日が気持ちいい9月下旬に、ジェラート専門店を訪れました。

本格ジェラート専門店「Quattro Panchine(クアットロ パンキーネ)」

オープンは2017年。2020年からは、たまプラーザの東急百貨店にも出店されています。

シェフの磯部さんは、イタリアで行われるジェラートイベント2018年のコンテストで上位9名に入賞した経歴のあるジェラート職人。日本人唯一の上位入賞という快挙です!

店の入り口には店名の由来にもなった4つのベンチが向い合うように設えられています。

「みんなの待ち合わせ場所や集合場所だったり街の広場や公園にあるベンチのように気兼ねなく立ち寄れる場所でありたい」という想いが込められているのだそう。

店内にもイートインスペースあり。

タルトやキッシュ、ラザニアなどのベイクドコーナーも美味しそう。

魅惑のコールドスイーツが並ぶ!

ショーケースにはジェラートをはじめ、さまざまなコールドスイーツが並んでいます。

【ビスコッティサンド】

自家製ビスコッティにジェラートを挟んでナッツをトッピングした「ビスコッティサンド」。

ビスコッティ、ナッツ、ジェラート、それぞれ種類が異なったフレーバーが全6種類あります。

この時はすでにピスタチオのサンドは売り切れ!残念…。今度は早めに行こう…。

【ジェラート】

色とりどりのジェラート。

市販のジェラートは乳化剤や安定剤を使って滑らかさを出すのですが、こちらでは米粉とこんにゃく粉を使用することにより、低脂肪でクリーミーな味わいを実現させたそうです。

季節によってラインナップは変わりますが、この日並んでいたのは、石垣島のバナナ、十勝産のとうもろこし、イタリア産のメロンなど! 素材一つひとつに、こだわりが伺えます。

また、地元の素材を使ったジェラートもあります。

「クレマバニラ」には都筑区南山田の織茂養鶏場の新鮮卵を使用。

「和栗」には都筑区やまにし苑の和栗を使用。

地元の契約農家から仕入れているのですね。

織茂養鶏場の卵は私もJA直売所で買った事があります。黄身がぷるんとしていて美味しいんですよね。

【ジェラートのサイズと料金表】

ひとつのサイズでも同じ値段で何種盛るか選べるのですね!

Sサイズ(1、2種)400円
Mサイズ(2、3種)500円
Lサイズ(2、3種)600円
グランデ(2、3、4種)980円
手焼きコーンは+150円です。
蓋付きカップでテイクアウト可。1カップ1種400円
3カップ以上でドライアイス無料。※全て税込み価格

濃厚なジェラートを堪能

ジェラートSサイズダブル 手焼きコーン 550円
ジェラートSサイズダブル 手焼きコーン 550円

今回は「チョコラートフォンデンテ」と「ブルーベリーとマスカルポーネ」をSサイズダブルで!手焼きコーンでいただきます。

タンザニアカカオと未精製のカカオパウダーを使用したチョコレートのジェラートは、めちゃめちゃ濃厚でココアの香りが凄く良い。

それでいて後味さっぱりなのは、低脂肪で乳化安定剤不使用だからこそ。ペアにはブルーベリーとマスカルポーネのジェラートを選んで正解でした。濃厚なチョコレートに合う!

ビスコッティサンドも絶品

「キャラメルウォールナッツ」580円

自家製ビスコッティでキャラメルジェラートをサンドし、たっぷりのくるみをトッピング。

ビスコッティの内側をチョコレートでコーディングしたひと手間もポイントです。

食べ進めている間にジェラートが柔らかくなってくる頃合いが1番美味しい!

ビスコッティのザクザク感とジェラートの滑らかさ、キャラメルのほろ苦さとくるみの香ばしさ。ジェラートが1番美味しいタイミングで全部が相まってきます。

お店の工房で素材から丁寧に手作りされているジェラートやビスコッティサンド。厳選された素材に熟練された職人の技が加わった、絶品コールドスイーツです。

カジュアルにベンチに腰掛けてほおばるスタイルも、本場イタリアみたいで素敵な光景。

Quattro Panchine (クアットロパンキーネ)
住所: 横浜市青葉区柿の木台13-3
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水曜
電話番号: 045-299-2760
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横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」副編集長/日本ナポリタン学会会員

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