センター南サウスウッドの3階に今年7月、北海道旭川の家具屋さん「匠工芸 YOKOHAMA」がオープンしました。

旭川と横浜をつなぐ 匠工芸 YOKOHAMA

旭川といえば全国有数の家具の産地。旧陸軍の駐屯地運営のために全国から木工職人を集めたのが、旭川家具の発祥と言われています。

12月の店内には、北海道から家具と共に届いた白樺を使って、店員さん自作の素敵なオブジェやリースが飾られていました。

北国から森の空気感まで連れてきた家具

しんとした静寂な森の空気感まで連れてきた家具たち。
ひとつひとつ職人が長い年月をかけて作った家具は一生ものの価値があります。

私の人生にこの家具をいつかお迎えしたいと、実は今すごく心を掴まれちゃっています。

北国からのおくりもの Winter Gift Collection 2021

現在開催中のウィンターコレクションでは、匠工芸と繋がりがある旭川の工房や作家さんの作品「ちいさな木製品」を集めて販売されています。

ういるびい工房 森のちいさな仲間たち

シナの木を使って削り出された森の小さな仲間たち。

ご夫婦で工房を営んでいらっしゃる「ういるびい工房」の作品です。

動物たちの口元や手元には切れ込みが入っている作品もあり、メモ用紙や本物の葉っぱを挟むこともできます。
可愛い置物にとどまらず、ちょっとした遊び心によって日常に広がりが生まれますね。

動物たちはそれぞれ大きさが2種あり、親と子という設定。

そしてボトムが曲線になっているので、そっと触れるとゆらゆら～と、たおやかに揺れるシリーズもあるんですよ〜。

穏やかな動物たちの表情に、ほっこり。

そんな愛らしい森の動物たちはスタッフの方も虜にしてしまっているようで「お客さんの元に行くと、嬉しいようなさみしいような」気持ちにさせるのだそう。

お気持ち、すごく分かる気がします。

旭川家具メーカーの繋がりを感じる作品たち

◆株式会社ドリーミィパーソンの「kime」シリーズ

メジャーや楊枝立てなど。他にも洗練された日常の小物が揃っています。

木の肌理（きめ）と木目から温もりと生命力を感じるこちらのシリーズは、ウォールナット、チェリー、メープルの3種があり、ご自宅の雰囲気や好みによって選ぶ事ができます。

◆リングツリーや鏡餅など、冬ならではの作品も

今の季節にぴったりの「リングツリー」。

こちらの「鏡もち」は今期はもう入荷も叶わないほどの超人気作品。

唯一無二な木目と、艶のある肌理の質感にうっとり。

こちらの会社・ドリーミィパーソンは、クラフトメーカーでありながら自社工場を持たず、同じ旭川の他社複数の工房や工場に作製を依頼しています。大小様々な工場の得意な技術を熟知し、パーツごとに依頼しているのだそう。

たったひとつの作品に、旭川で家具づくりに取り組む方々の「和」が込められているのですね。

私が購入を決めた作品は在庫が他にあったので、わざわざスタッフの方が出してくださり、どの風合いが好みか選ばせていただきました。

同じ作品でも、ひとつひとつ全く雰囲気が違うのです。

木目を確かめながら手に取って選ぶことができるのは、通販では味わない醍醐味ですね。

我が家にお迎えしました

我が家の季節のコーナーにお迎えした、ツリー(小)と、ゆらりんこフクロウ(子ども)。

作品の魅力は、木が持つ温かさと生命力だけではありません。

込められているのは、北国の職人さんの心意気と、販売スタッフの「行ってらっしゃい」。

そんな思いまで加えられたこの子たちが毎日愛しくて、たまらない...！

ギフトでもきっと喜ばれると思います。