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【尾道市】尾道市民の皆さんへ。11月12日、日曜日の朝8:30より市内一斉訓練があります。

mio地域ニュースサイト号外NETライター(尾道市・世羅町)

広島県尾道市・世羅町の地域ニュースを発信しています、ライターのmioです。

広報おのみち10月号に、巨大地震を想定した市内一斉訓練を行いますとのお知らせがありました。

(2023年)11月12日(日)8:30から南海トラフ巨大地震を想定した市内一斉訓練があります。市内全域で防災ラジオから地震に関する訓練放送が流れますが、慌てず落ち着いて行動してください。

訓練は2段階あります。

まず8:30に緊急地震速報の訓練放送が流れ、地震の揺れから身を守る行動をとってください。次に8:35に津波についての避難情報の訓練放送が流れるので、町内会で集合場所が指定されている場合はそちらへ、指定されていない場合は各自で安全な場所に避難してください。

人口が多く浸水想定区域が多いと予想されている東尾道では、フジグラン尾道の駐車場(3F~屋上)が津波避難ビルとして尾道市総合防災マップに記載されています。尾道市総合防災マップは、尾道市暮らしのガイドブック令和5-6年保存版38ページから見ることが出来ます。

11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」

避難訓練を何故11月にするのだろうと思って調べてみると、みなさんがよく知っている「防災の日」は9月1日ですが、「津波防災の日」「世界津波の日」いうのが11月5日に制定されているそうです。

東日本大震災を教訓とした「津波対策の推進に関する法律(2011年6月)」により、11月5日が「津波防災の日」として制定されました。この日は、安政元年11月5日の安政南海地震(M8.4)で和歌山県を津波が襲った際に、稲に火を付けて、暗闇の中で逃げ遅れていた人たちを高台に避難させて命を救った濱口梧陵の逸話にちなんで定められました。

また、「第3回国連防災世界会議」や「持続可能な開発のための2030アジェンダ」のフォローアップのために開催された2015年12月の国連総会で、我が国をはじめ 142 カ国が共に提案し、11月5日を「世界津波の日」として制定する決議が満場一致で採択されました。内閣府HPより

尾道市は海が近く、津波の被害を受けると予想されている地域が各所あります。地震や津波などの災害はいつ起こるか誰にも分かりません。この機会に尾道市の総合防災マップや広島県の高潮・津波災害ポータルひろしまで、ご自身や大切な人の津波浸水想定区域を見てみたり、防災用品を準備してみたり、家族で防災について話し合ったりしてみてはいかがでしょうか。

地域ニュースサイト号外NETライター(尾道市・世羅町)

尾道市在住、のんびりが好きな子育て奮闘中の3児の母mioです。生まれも育ちも生粋の大阪の人。2022年夏に尾道市民になり、山も海も島もある穏やかな尾道が大好きになりました。モットーは『シンプルに楽しく美しく生きる』ご縁をいただいて2023年2月より地域ニュースサイト号外ネットで「尾道市・世羅町」を担当しています。全国的に有名な尾道市だけど、もっともっともっと知ってほしい!尾道市世羅町の魅力、情報を発信します。

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