横浜市地域情報クリエイターのみうけんです！

春も終わってどんどんと気温が上がりつつある、今日この頃。

読者の皆様は暑さに負けていませんか？

梅雨の合間に夏日が来る、そんな日に元気になれるスパイシーなお料理が戸塚にあるので、紹介したいと思います。

やってきたのは、戸塚駅を降りて西側、歩いて５分もかからないところのインネパ屋さん「ビリヤニバートルシー」さんで、このビルの２階にあります。

パッと見はランチにカレーとナンを出す、どこにでもありそうなお店なんです。

正直、今まではあまりチェックしていなかったお店なんですが、読者の方から「このお店はビリヤニが美味しいですよ」と通報が入りました。

なるほど、メニューの一番上でもビリヤニが推されていて、このお店のウリである事がうかがえます。

ビリヤニとは・・・インドやパキスタン、バングラデシュなどのごちそうです。

カレーのようなソースを作ってご飯・カレー・ご飯・カレーとサンドイッチしつつ鍋に入れ、弱火でじっくりと加熱してから豪快に混ぜ合わせて頂く料理。

ソースとご飯を別々に作って混ぜ合わせるので、「炊き込みご飯」というより「混ぜご飯」に近い感じです。

（ちなみに「炊き込みご飯」はイランではポロ、インドではプラオ、アフガニスタンやトルコではピラウ、ロシアではプロフ、ヨーロッパではピラフと呼びます。この「炊き込む」か「混ぜる」かによって明確に区別されています）

さて、お店は階段を上がってビルの２階。

ドアをカラランと開けて入れば中は意外と広々としており、笑顔満面な外国人スタッフさんがハグして来そうな勢いで出迎えてくれました。

席についてメニューを渡されますが、食べるものはもう決まっているのですよ。

◆バスマティビリヤニ（１１００円）

激辛でお願いしました。

チキン・エッグ・ベジタブルとありますが、やはりここはチキンでしょう。

まずはサラダが供されました。

甘めのニンジンドレッシングがかけられた、サニーレタス・水菜・ニンジン・キャベツ。

新鮮でシャキシャキ、瑞々しくてホッとする味です。

やはり食前のサラダは欠かせない。元気になれる気がします。

待つこと８分くらいで、ビリヤニが土鍋に入って堂々の登場です。

スタッフさんが土鍋のフタを開けた瞬間、ほわぁぁぁぁぁっと湯気が！！

と、同時に、「スパイシー」だけではない芳しい香りが立ち込めました。

見た目も彩り鮮やかで、これは美味しそうです。

見てわかる、ふんだんに使われたバスマティ米。

インドや中東で好まれる長いお米で、新米が喜ばれる日本とは違い古古米くらいが喜ばれたりするのも、面白いところ。

ここに、オーガニックなスパイスをたっぷり入れたビリヤニ。

こぼさないように慎重に混ぜると、下にはカレーのようなソースがしっかり仕込まれています。

うーん、バスマティは本当に美味しい。

ソースと混ぜて食べると、さらに最高です。

ただ辛いだけではなく、フレッシュな酸味と旨味がグイグイ迫ってきます。

最初にジンワリと酸味が来て、その後で濃厚なコクが来て、ジワジワジワと辛味が追いかけてくる複雑で奥深い美味しさ。

鶏肉も大きな２口サイズがゴロゴロと入っています。

ジューシーな食感でプリッとしており、このソースにも大変相性がよろしい。

今まで、色んなビリヤニを食べて来ましたが正直いって最高レベルですねぇ。

脇に添えられたのは、ライタ。

タバコに火をつけるアレじゃありません、ヨーグルトベースの味変調味料ですね。

ヨーグルトベースの爽やかな酸味の中に、サッパリとした味わいの刻みキュウリが入っています。

このキュウリがシャキシャキで、酸味と甘味と食感がベストマッチ。

ビリヤニにかけて食べるのはもちろん、そのまま箸休めのような感じですするのも面白きかな、です。

◆◇◆後記◆◇◆

こちらのビリヤニは本当に美味しいです。

しかも、個人的な感想ですが「激辛」でも辛いものが好きなら難なくいけちゃうレベルです。

しばらくお昼はワンオペでの営業となるので、時間かかるかもしれないです。とのこと。

しかし、どれだけ待っても、また食べに行きたい絶品なビリヤニが、確かに戸塚にあったのでした。

お試しを！