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《酒池肉林とはこのこと》世界のクラフトビールを楽しみ、肉にかぶりつくシアワセな瞬間を【横浜市西区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

世界の美味しいビールと、ジュワッとジューシーなお肉のお料理・・・考えただけでも最高の組み合わせですよね。

今回紹介するお店は、横浜駅西口から徒歩5分。

相鉄ムービルの前を通り過ぎてすぐのところにある、「CRAFT KITCHEN Mid.Ru」(クラフトキッチン ミドル)さんです!

ビルの7階にあるこのお店は、40種類にものぼる世界のクラフトビールを楽しめるお店。

ビール以外にもいろいろなドリンクがあるので、ビールはおろかお酒が飲めない方でも楽しめます。

異国情緒ただよう雰囲気もステキで、お料理も美味しいので人気のお店。

この日も月曜日にもかかわらず、この後は貸し切りとなるとの事でサクッと楽しんでまいりました

席もテーブルがたくさん。予約すれば個室もあるそうです。

木の触感をそのまま感じられるテーブルと椅子は、木の温もりがあるのでとっても落ち着いて、ついつい長居してしまいますねぇ

では、さっそくビールで乾杯です!

青い缶が季節限定のクラフトビール、「モンタッキー コールドスナックス」(アメリカ:900円)

軽くてスッキリしていて、とても飲みやすい爽やかなビールで日本人にも親しみやすいです。

茶色の缶がノンアルコールの「ブラバス ノンアルコール オートミールダーク」(北海道:700円)

ダークな風味、甘いんだけれどベタベタせずサラッとした甘さだから肉に合う!

そして、個人的にグググググッと来たのが、このグラス。

「スプリング・バレー」の文字が入っていますよね。

日本で初めて大衆向けビールが作られた、明治時代の横浜。

その発祥は、ウィリアム・コープランド氏による「スプリング・バレー・ブルワリー」がさきがけとなり、今のキリンビールにつながっています。

横浜の飲食店でキリンビール率が高いのはそのためと言われていますが、まさに横浜が誇る日本最初の大衆向けビール工場、それこそが「スプリング・バレー・ブルワリー」なのです!

◆旬野菜とフルーツのピクルス(500円)

もうビールのグラスだけでテンションが爆上がりな横浜大好きなハマっ子のみうけんですが、お料理も注文しない事には始まりません。

まずは、前菜のピクルスです。

旬の野菜とフルーツを漬け込んだもので、けっこうな量があってコスパにも優れていますねぇ。

マイルドな酸味でシャキシャキ、時折入ったパインが良い感じ。お肉料理の合間のお口直しに最適!

一皿でけっこうな量があったので、宴の最後まで良きお口直しとなってくれました。

◆季節のフルーツとブラータチーズのカプレーゼ(1450円)

フレッシュなマスカットをたっぷりと切って、その上にブッラータチーズを乗せたもの。

チーズを切って、マスカットと共にいただく爽やかなおつまみ。

ブッラータチーズは外はもっちり、中はトロトロでクリーミー。

これはきっと、白ワインにも相性が良さそうだなぁ!!

◆鶏レバーのコンフィ(500円)

あべ鶏のレバーを、複数のスパイスとオイルで低温調理したという逸品。

鶏レバーの低音調理、流行ってますよね。なにしろ美味しいからね!

クラッカーに乗せて、ひとくちでパクリ!

クラッカーさっくさく、適度な塩気がお口に広がり、トロットロなレバーの甘みがお口じゅうに広がります。

これはお口の中までトロットロ・・・。

適度なオイルとスパイスの風味も全体をよく引き締めて、これは美味しい!

◆厚切りベーコンのステーキと焼き立てフレンチトーストのラクレットチーズ(1980円)

ブ厚いフレンチトーストの上に、こんがり焼かれたベーコン。

このベーコンもまたブ厚くて、これだけでごちそうです。

そこに、アッツアツのチーズがたっぷりかけられました。

ラクレットチーズの醍醐味、チーズの滝!!

もともとスイスからフランスにかけての郷土料理でしたが、こうして日本でも食べられるというのは嬉しいことよのぅ。

かくして、たっぷりかけられたチーズさん。

アツアツのベーコンの上にかけられたので、いつまでも軟らかさを保ってくれているのも良いですよね。

ふっくらでアマアマのフレンチトースト、適度な塩気と肉の旨味あふれるベーコン。

そこにアツアツのチーズが良いアクセントになっています。

大きさもたっぷりあって、本来であれば4人くらいでシェアしても充分な量。

これは食べ応えもあって、コストパフォーマンスにも優れています。

◆フィッシュ&チップス(980円)

これは個人的に好きなので注文したお料理です。

大きな白身魚を揚げたものに、キタアカリのフライドポテトがどーん。

これは、想像はるかにこえる美味しさでした。

今まで食べていたフィッシュ&チップスより、さらに一段上を行ってます。

スパイシーなタルタルソースと燻製スパイスもついてきますので、お好みで。

外はサクッと中はふんわりの白身魚に、カレー風味のタルタルがよく合ってビールもバシバシすすみます。

◆BBQ COMBO 3種盛り合わせ(4480円)

このお店に来たら、絶対に頼んで欲しいのがこちら!

2種盛り合わせ、4種盛り合わせもあるでよ。

とっても大きくてボリューミーなグリルの盛り合わせです。

ただし、注文してから焼き上がりまで30分〜40分かかりますので、お早めの注文をするべきですね。

付け合わせも選べますが、今回はコールスローサラダとマッケンチーズでお願いしました。

マッケンチーズはマカロニに大量のチーズを合わせた、いかにもアメリカンなおつまみ。

◆ケイジャンスモークソーセージ 150g

アメリカ南部・ニューオーリンズ伝統のケイジャンスパイスを練り込んだソーセージ。

けっこうな大きさがあり、これが自家製とは・・・本当に手がこんでいますよね。

大きなソーセージをプリッと切ってかぶりつけば、お口に広がる肉汁!

ピリッとしたスパイスも効いているので、ビールとの相性も抜群でした。

◆蝦夷鹿もも肉の燻製ステーキ 130g

北海道産の新鮮な蝦夷鹿を使った珍しい逸品で、自家製だそうです。

プリッと切ってギャムッと食べれば、赤身肉の力強い食感と旨味がものすごいです。

お口の中がお肉の旨味であふれて、鹿肉なんだけど臭みもなく、食感と旨味がギュッと濃縮されているのを感じ取れてものすごく美味しいです。

この美しい赤身。仏教国でおおっぴらに肉を食べられなかった日本人は、それでも肉が食べたい時に「これはモミジに似ているからモミジ肉と呼ぼう」と言って食べたんだそうです。

他にもイノシシをボタン肉、ニワトリをカシワ肉、ウマをサクラ肉と植物の名前をつけては食べてきた日本人。

日本人は草食といいますが、意外と肉の需要もあったのですね。

◆ポークスペアリブ

特製のバーベキューソースで味付けし、燻製しながら丁寧に焼き上げられた逸品。

骨付きなので、かぶりつく時に要注意です。

骨を両手で持って、ガシガシとかぶりつけば骨付き肉のしっかりした弾力と旨味が感じられて、もうそれはごちそう。

骨付き肉だから、なおのこと味の深さも際立っていて美味しさ倍増です。

さらに驚くべきは大きな牛骨がそのまま添えられてきたこと。

食べるところは骨髄で、トロットロの脂身をさらに煮込んだような濃厚なコクがあります。

これをスプーンでホジホジして、お肉の上に乗せて食べるとトロッと甘い味変に。

原始時代の人にとって、骨髄はごちそうだったようで、遺跡から発掘される骨には丁寧に割って骨髄を取り出した跡が残っているんだそうです。

動物のガラを煮込んでスープを取るときも、旨味は骨髄からあふれだすんだとか。

なるほど、そんな骨髄を味変調味料にすれば、美味しいのも当然とうなずけますよね。

◆◇◆後記◆◇◆

このお店は、横浜駅から徒歩5分。

世界の美味しいビールと肉料理をぞんぶんに楽しめる、「CRAFT KITCHEN Mid.Ru 横浜西口店」さん。

ちなみに、「横浜西口店」とあるのでチェーン店かなと思ったら、全国でここだけのようですね。

この「CRAFT KITCHEN Mid.Ru 横浜西口店」さん、駅から近い割にビルの7階ということで、ちょっと隠れ家的なお店でもあります。

ビールは世界のクラフトビールが集いますし、ガッツリ飲みたい時はビールの種類は限られるものの、おトクな飲み放題メニューがついたコース料理なども揃っているので、ぜひとも大人数でワイワイ楽しんでいただきたいお店です。

お試しを!!

CRAFT KITCHEN Mid.Ru 横浜西口店 (Rettyページ)
045−620−5417
横浜市西区南幸2-5-4 MS254ビル 7F
営業時間 17:00〜24:00 (土日は15:00〜)
定休日 不定休
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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