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《豚骨醤油ではない!》豚骨を煮出しているのに豚骨醤油ではない!そのココロは!?【横浜市中区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

まだまだ寒さ厳しい真冬が続いています。

そんな日には、ココロも身体もあったまるラーメンが欲しくなりますよね。

横浜にはサンマーメンと家系ラーメンという二大ご当地ラーメンがありますが、今回紹介するのは後者のほう。

中区長者町2丁目にある、家系ラーメンの人気店である「勝鬨家」(かちどきや)さんです。

メニューは、いつもの「並ラーメン」(800円)に、「のり」(100円)を選択。

ラーメンは基本の醤油の他に、塩味と味噌味もあります。

家系では油の多さ・麺の硬さ・味の濃さがそれぞれ3段階で選べますが、みうけんはいつも全部「ふつう」でお願いしています。

待つこと5分、チャッチャと湯切りされている間に卓上の味変グッズをチェック。

胡椒に加え、酢や生姜、行者ニンニク、生姜の酢漬けなどが揃っています。

基本的に動物感が全面に出た濃厚なスープが家系の特徴ですが、これらの味変調味料を使って自分だけの味を作り出すのも楽しいもの。

着丼して、そのビジュアルの美しさに驚かされますよね。

動物から煮出された「美味しそうな香り」を、写真ではお伝えできないのが実に残念!

まずはスープです。

ひとこと、ここのスープは実に旨いなぁと思います。

動物のガラをこれでもかと煮出した旨味が前面に出ており、その旨味を醤油がキリッと引き締める。

「家系ラーメンは豚骨醤油ではなく醤油豚骨だ」というのを聞いたことがありますが、まさにその通りだと思います。

ここ「勝鬨家」さんのラーメンは好みを「ふつう」にしても、しっかりした味わいと油の旨味でスルスルと食べられてしまいます。

やはり、このスープにはこの麺と言わしめる、極上の麺。

麺は「大橋製麺多摩」の木箱に入っていました。

家系の定番、楕円形の断面をもったモチモチな太麺。

このスープと麺は相性がとても良く、やはりこの麺こそが家系の真骨頂であるとすら思います。

量はしっかり入っており、湯切りも丁寧。

本当に麺にこだわってらっしゃるなぁと尊敬しきりです。

具材も実に美味しいものばかり。

ほんのりスモーキーなチャーシューは赤身がメイン。

噛めば噛むほどに肉の旨味があふれ出す、食感ミッシリのチャーシューです。

肉の良さを余すところなく楽しめる。家系はチャーシューも美味しいですよね。

ほうれん草はクタクタで、量もしっかり入っています。

このほうれん草もスープとの相性がよくて食べ応えも充分です。

海苔は、写真の通りのパリッとした海苔。

「のり」トッピングで8枚乗ってきます。

このしっかりした海苔をスープに浸して、麺を巻いて食べるのがお気に入りです。

若い頃は、ライスの上に少しだけ豆板醤を乗せ、スープに浸した海苔を巻いていましたが、40代を迎えてからはライスは卒業となりました。

◆◇◆後記◆◇◆

今回紹介したのは、中区長者町2丁目の家系ラーメン人気店、「勝鬨家」さん。

この「勝鬨家」さんはスープも美味しく、麺も美味しく、具材も美味しい。

ラーメンの好みは人それぞれですが、やはりみうけんは「勝鬨家」さんのラーメンは家系の中でも大好きな部類に入ると思います。

寒い冬に、身もココロもホッコリあたたまる極上の一杯。

中区長者町2丁目の「勝鬨家」さん、オススメなお店です。

お試しを!

横濱家系ラーメン 勝鬨家 (Rettyページ)
045-228-7401
横浜市中区長者町2-5-4
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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