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《新鮮さが決め手》関内の隠れた銘店!これを食べなきゃ馬刺しともつ鍋は語れない!【横浜市中区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

横浜市のなかでも関内地区は、特に発展しており美味しいものが集まる街です。

今回は尾上町の交差点のすぐわきに、新鮮な会津馬刺しが美味しいお店があるので紹介したいと思います。

そのお店は、「会津馬刺し 博多もつ鍋 しょうちゃん」さん。

この日は、とにかく風が冷たかったので、さっそく階段を降りて店内へ。

店内はたくさんの人でほぼ満席なほど。

店内は落ち着いた照明の下にテーブルがズラリと並んでおり、大人数でも利用しやすそうな上に、個室があるのもいいですよね。

カウンターは、少人数でじっくり語り合いたい時にオススメですよ。

そして、面白いのがどこかの席にお客さんが入って乾杯をする瞬間に、店員さんが大きな声で「○○卓様、乾杯でーす!かんぱーい!」と音頭をとってくれるところ。

それに合わせて他の席の、おそらく全然知らない人たちも乾杯している人もいて楽しい雰囲気です。

このお店のウリは、大きく分けて2つあります。

ひとつは、福島県会津地方より「冷凍」ではなく「冷蔵」で直送された新鮮な馬刺し。

日本で生まれ育った競走馬の品種「サラブレッド」を使われているそうです。

そのため、無駄な脂がなくもっちりと軟らかい赤身が特徴だとか。

さらに、東京の芝浦畜肉市場から直接仕入れた「朝締め」のもつを、ふんだんに使ったもつ鍋も自慢だそうです。

煮干しベースの出汁でいただく、優しい味のフレッシュなもつ鍋・・・。考えただけで温まりそうですよね。

味付けは全部で5種類あるそうです。

醤油・柚子塩・塩レモン・とんこつ白・とんこつ赤というラインナップ。

他にも、逸品料理がいろいろ。

今回もいくつか注文しましたが、どのお料理もしっかりとボリュームがあり食べ応えがありました。

定番のお料理、ちょっと変わった創作料理といろいろ。

お料理の名前から、どんなお料理なのか想像しながら注文するのも楽しいものです。

ドリンクメニューはたくさんあってキリがないので、見開き1ページだけ撮影しました。

馬刺し、もつ鍋ともに焼酎によく合うお料理ですが、焼酎好きにとっては焼酎の種類が多いのは嬉しいところ。

◆お通し

和牛の肉ピーマンというお料理でした。

生ピーマンに、和牛のそぼろを詰めていただきます。

シャクッと生のピーマンに、温かい和牛の肉がギッシリ。

温かくて、旨味が深くて、シャキシャキのピーマンとの相性は抜群です。

◆明太ポテトサラダ(750円)

ポテトサラダだから小鉢にちょこっと・・・と思ったら、お茶碗に持ってお皿にあけたようなサイズ感。

この量でこの価格はコスパが良いなと思います!

ホックホク、というよりもトロリとしてお口でトロけるポテトサラダ。

所々にゆで卵を切ったものが入っているので、トロッとプリッとの食感が楽しいです。

全体がピンク色なのは、たっぷり練り込まれた辛子明太子の色合い。

色だけではなく、しっかりと感じる辛子明太子と、マヨがベースのトロプリなポテトサラダが実にベストマッチ。

◆里芋の唐揚げ(860円)

鰹出汁で炊いて、一晩寝かせて味を染み込ませたという里芋。

それだけで手間を感じますが、さらにカラッと揚げてあるのでガッツもあります。

この皮のむき方に技術を感じますね。

里芋は皮を剥くのが手間がかかるのですが、この皮のむき方に丁寧なお仕事ぶりが垣間見えます。

食べてみると、外はカリッと・中はほくほくネットリ。

里芋ならではの大地の香りと、鰹出汁の力強い旨みが良く合います。

◆馬刺し3種盛り合わせ(2400円)

「しょうちゃん」と陰刻されたお皿に盛られた、渾身の逸品。

これが食べたくてこのお店に来た、と言っても過言ではありません。

馬刺しと言ったら、個人的には芋焼酎ロックがオススメ。

日本酒やビールもいいですが、味わいが深い馬刺しには味わい深いお酒が相性がよいです。

一眼見てわかる新鮮さ。もう、表面はツヤッツヤです。

左から見て、もも・ロース・ハツの部位で、これだけあればいくらでも飲めてしまいそう!

馬刺しに合わせる薬味は、おろしニンニクや生姜が一般的ですよね。

こちらの「しょうちゃん」さんでは、辛子味噌を採用されています。

もも・ロースは出汁醤油に辛子味噌を溶いて。

ハツは塩ごま油でいただくのがオススメ。

●もも

軟らかい肉質で、赤身なのにお口の中でトロけます。

「サッパリ」と「ねっとり」がよくマッチしていて、噛めば噛むほど旨味あふれる部位。

●ロース

厚切りで筋肉質な部位なので、しっかりした食感が楽しめます。

サラブレッドならではの、鍛え抜かれた筋肉の旨みがものすごく深いです。

●ハツ

ハツは心臓ですが、メニューには「臭みを抜いたレバーのような部位」と書いてあって、正に言い得て妙。

プリッコリッとした食感と、むっちりとした歯応えがクセになる逸品でした。

さすがは、「しょうちゃん」さん自慢の会津馬刺し。

臭みも全くなく、赤身ならではの力強さがガッチリと感じられて、実にパワーがつく。

冷たいお料理なのに、心なしか体の中から温まってくる感じのする馬刺しでした。

◆鰤の胡麻醤油(1080円)

これに近いお料理は他のお店でも食べた事がありますが、この「しょうちゃん」さんの「鰤の胡麻醤油」は一味違います。

特筆すべきは、その鰤の大きさ。

大きくて肉厚な切り身なので、しっかりと甘味と旨味を感じられます。

箸でズッシリと持ち上げて、3口に分けて頂きます。

お口が大きい方は、折りたたんで1口でどうぞ!!

しっかりと脂が乗っている鰤なので、食べ応えもしっかりです。

このゴマタレはもちろん自家製で、トロリとした食感の中から胡麻の旨味が炸裂します。

ゴマを粉になるまですって鰤にかけるお料理もありますが、ここ「しょうちゃん」さんのお料理はゴマダレなので、むせたりしないのがいいですよね。

こってりねっちりと甘い鰤の切り身に、濃厚なゴマの美味しさ。

このお料理も、ついつい焼酎が欲しくなる味わいです。

◆ネギトロたくあん(970円)

海苔はパリッパリ。トロはとろっとろ。そして、たくあんシャッキシャキ。

この組み合わせが最高すぎる逸品です。

海苔は厚みがあって、しっかりとした高級そうな海苔。

くるくるっと巻いてかぶりつけば、それぞれの食材が持つ食感の違いが楽しめて楽しいですねぇ。

◆豚トロとニンニクの芽オイスター炒め(1180円)

一気に中華風のお料理に走りましたが、これは店長さんオススメだったので試さずにはおれませんでした。

料理名の通りですが、これがまた大正解です。

豚トロはむっちり。ナスは一度揚げたのかと思えるほどトロトロです。

微妙に片栗粉か小麦粉をまぶしたのか、僅かなトロミが旨味をギュッと閉じ込めた美味しさ。

ニンニク芽もシャキシャキして、食感が絶妙です。

しっかりと濃いめの味付けなので、これだけでお酒もご飯も行けちゃいそう!

◆◇◆後記◆◇◆

今回紹介したのは、関内は尾上町の交差点わき、「会津馬刺し 博多もつ鍋 しょうちゃん」さん。

会津と博多という、一見してなんのつながりもなさそうな街ですよね。

しかし、こうして一つ屋根の下に美味しいものが集まるのは実にうれしいことです。

まだまだ新年会も受け付けているそうなので、幹事さんは是非ともご検討されてはいかがでしょうか。

新年会ではなくお友達同士でもカップルでも、そしてお一人でも。

ワイワイ賑やか、お料理も美味しくて利用しやすいお店です。

関内・尾上町交差点わき、「会津馬刺し 博多もつ鍋 しょうちゃん」さん。

オススメのお店です!

お試しを!

会津馬刺し 博多もつ鍋 しょうちゃん (Rettyページ)
080-4433-3636
横浜市中区尾上町3-44 関内イセビル B1F
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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