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《ぽかぽか》天然酵母でむっちりと。住宅街の片隅に隠れた人気のカフェ&ベーカリー【横浜市保土ヶ谷区】

みうけん地域情報発信ライター(横浜市)

横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!

ここは保土ヶ谷区、相鉄線上星川駅から歩いて5分ほどの住宅街。

住宅街を縫うようにして流れる帷子川の川沿いの街に、はたはたとひらめく幟旗を見つけました。

その幟旗の下には、隠れ家的なパンとカフェのお店「cafe Lazuli」さんの看板が。

そう、今回紹介するのは「ぽかぽかな」カフェ&ベーカリー「cafe Lazuli」さんです。

看板の奥の階段を上がって行ったところに、そのお店があるのです。

まさか、こんなところにお洒落なカフェ&ベーカリーがあろうとは、お天道さまも気づくまい!

階段を登り切ったところにお店の入り口。

営業時間は限られていて、木・金・土曜日の10時から17時まで。

店内は木目が落ち着く明るい店内で、中でゆったりとお茶をする事もできます。

今回はパンのテイクアウトでお願いしましたが、この「cafe Lazuli」さんの名物は手作りのピザと自家焙煎のコーヒーだそうです。

店内には手作りのパンがたくさん。

そのどれもが手頃なサイズで、天然酵母を使ったもっちりした生地が特徴的。

このお店は目立たないお店ながら、地元の方には人気のあるお店です。

パンが無くなったら早じまいする事もある、というのが人気のほどを裏付けしてくれていますよね。

今回もパンをいくつか購入させていただきました!

無料の紙袋をいただきましたが、出来ればマイバッグ持参が推奨です。

お店の向かいには江戸時代から続く川島稲荷神社があります。

五穀豊穣を祈って作られたお稲荷様で、かつては2月の初午には多くの人が訪れたそうです。

鳥居の脇にはベンチもあってゆっくりと腰をかける事も出来ます。

小春日和のぽかぽかした陽射しを浴びながら、パンをいただくのも乙なもの。

今回紹介するのは、特にお気に入りのパンたちです。

ほかにもいろいろな種類があって悩むのですが、悲しいかな胃はひとつという現実が恨めしいですよね。

◆メロンパン(180円)

クッキー生地がカリフワで、ホロホロと口の中でほどける、とっても美味しいパン。

優しい気持ちになる甘さで、やや小ぶりサイズのメロンパンなのでお子様にも人気です。

◆まいたけチーズ(180円)

まいたけとチーズの香りが相性よく、ベストマッチ。

キュッとしたチーズの食感、サクッとしたまいたけの食感の組み合わせが秀逸です。

◆季節野菜のバーニャカウダ(180円)

新鮮な季節のお野菜がたっぷりと乗せられており、高級レストランで食べる鎌倉野菜のバーニャガウダに引けを取りません。

野菜たちはパンにのせて焼き上げられているのに、野菜本来の瑞々しさと青々とした香りがしっかりと保たれているのがスゴイんです。

◆あんぱん(180円)

フランスパンのようなややしっかり弾力と歯応えのある生地が特徴的です。

その中に、自家製の粒あんがたっぷり入っており、粒あん好きには嬉しい食べ応えのあるパンでした。

◆◇◆後記◆◇◆

個人経営の小さなお店で、営業時間も限られている「cafe Lazuli」さん。

しかし、バイクを30分走らせて買いに来る価値が充分に感じられる、美味しいパンでした。

「パンが売り切れたら早じまい」───。

その一言に、この「cafe Lazuli」さんの人気が隠れている気がします。

女性のマスターさんも、いつもニコニコと穏やかな接客。

ぽかぽかとした初春の日差しに溶け込んだ、実に居心地のよいカフェ。

それが、三ツ境駅から徒歩5分の「cafe Lazuli」さんなのです。

お試しを!

cafe Lazuli (Rettyページ)
080-9714-8638
横浜市保土ケ谷区川島町529-1
※お店の情報・メニューなどは予告なく変更となる場合があります。
※レビューはあくまでも筆者の嗜好によるもので、皆様のお好みとは異なる場合があります。
※この記事はお店の方の許諾を得て掲載させていただいております。

地域情報発信ライター(横浜市)

愛車はヤマハのシグナスX。原付またいで、見たり聞いたり食べ歩いたり。風にまかせてただひたすらに、ふるさと横浜とその近辺を巡ります。

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