日本一パンの消費量が多い京都に生まれ育ったパン大好きライターのみやこです。
京都人は朝食にはパンを食べる方が多く、中でも朝食は食パンと言う方が多いのではないでしょうか。今回紹介するのは老舗ベーカリーの食パン。毎日予約で完売してしまうほどの人気ぶりです。

北白川の名店『ベーカリー白川』

京都市営バス17号系統「北白川」バス停から東へ徒歩2分、吉田神社北参道入り口の向かい側にある『ベーカリー白川』。昭和3年（1928年）創業の老舗ベーカリー、「白川製パン」という名称のほうが馴染み深いかもしれません。昭和を感じさせるような外観は、どこか懐かしさも覚えます。パン屋の激戦区で100年近く営業を続けるのは並大抵のことではありませんね。

店内も昔ながらのパン屋さんといった感じ、菓子パン類は丁寧に個包装されておりコロナ対策もバッチリですね。

大人気の食パンを実食

こちらが人気の「食パン」1斤、310円（税込）。ほとんどの方が1本で購入されているようでしたが、今回は1斤にしました。

食パンはお昼すぎから焼き上がるとのことでしたが、予約で完売してしまっていることがほとんどのため、事前に予約を入れてください。

さっそくトーストしてみました。焼き上がったパンの小麦の香りがたまりません。

手で半分に裂こうとしてもなかなか裂けないほど、粘り気が強くモチモチッとした生地。耳はカリッとした食感でモチモチのパン生地との食感の違いがたまりません。ほのかに小麦の甘みを感じるため、何も付けなくても十分美味しくいただけます。

今回は運良く予約できたので、人気の食パンを購入することができました。こちらのお店では、10年20年と通われている常連のお客様が多いそうで、予約の食パンを買ったその場で次の予約を入れて帰られるとの事。そのため予約は途切れないとの事でした。
毎朝食べたくなる美味しい食パン、皆様も「明日のパン」にいかがですか。気になる方は事前の予約を忘れずに。

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