京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。今回はゆったりとモーニングを楽しむために訪れたカフェを紹介します。住宅街に佇むその場所はその名の通り現実から逃避し、己の世界に没入できるような、なにやら特別な空間でした。

今出川大宮を少し上がったところにある『珈琲　逃現郷』。少し分かりづらい外観をしていますが、それがなんとも良い雰囲気を醸し出しています。

店に入ってすぐのところにはレトロな雰囲気の巨大な金魚鉢があり、優雅に金魚が泳いでいました。

すぐ隣の棚には様々なジャンルの雑誌や書籍が並んでいます。

大正時代にタイムスリップしたような雰囲気の店内。カフェというよりも純喫茶のような雰囲気も漂う、そんな居心地の良い空間です。

モーニングのドリンクとして「カフェオレ　500円」を注文。

一緒に「トースト（ジャム）250円」を注文しました。

厚切りのトーストが食べやすく6つにカットされ、それぞれにジャムが添えられています。トーストの焼き加減は絶妙、表面だけがわずかにサクッとして、パンはふんわり柔らか。シンプルながら焼き時間にも気を使い、丁寧に作られていることが感じられる。そんなトーストでした。

落ち着いた店内に心地の良いBGMが流れる中、現実を忘れ、自分の世界に浸りながら、美味しい飲み物とその日最初の食事を味わう。そんな至福のひとときがそこにはありました。
※今回ご紹介したメニューや価格は、2023年2月現在のものです。予告なく変更になる場合もございます。

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