京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。少し前にブームになった「おにぎらず」をご存じでしょうか。握らない「おにぎり」だから「おにぎらず」という事なんですが、30年ほど前にクッキングパパという漫画で紹介されたのがきっかけと言われています。今回は、京都でも珍しい「おにぎらず」の専門店を紹介します。

JR嵯峨野線「丹波口駅」から徒歩9分、京都産業大学むすびわざ館の向かい、壬生川通沿いリカーマウンテンの隣りにある『おにぎらーず』。もともと居酒屋だった店舗なのですが、営業されているのかどうなのか、少し不安になる店構え。

立て看板が出ていたので、どうやら営業されているようですが、少し入りづらいお店です。

店内も居酒屋そのもの。カウンター席や座敷席などがそのまま残っていますが、イートインはされておらず、テイクアウトのみの営業です。まだまだ暑い季節のため、傷んでしまう恐れがあるため、作り置きした商品はほとんど並んでいません。

少し時間はかかりますが、注文すると作りたてを提供していただけます。値段は200円～700円。

「牛しぐれおに」400円（税込）と「タコライスおに」400円（税込）を購入しました。

「牛しぐれおに」400円（税込）
おにぎらずは、おにぎりとは違い握らないため、ハンバーガーの様に具がたっぷり入れられるだけではなく、野菜もシャキシャキとした食感が残ったまま楽しめます。自家製の牛しぐれは甘辛い味付けで生姜の風味も豊かにご飯との相性が抜群。レタスと水菜の食感もたまりません。

「タコライスおに」400円（税込）
一番人気があるというタコライス。スパイシーなひき肉の香りが口中に広がり、シャキシャキのレタスや新鮮なトマトの食感がたまりません。野菜がたっぷりと摂れる事もおにぎらずならでは、クセになるおいしさです。

コンビニなどでおにぎりを購入すると、栄養のバランスを考えてサラダも購入していましたが、野菜たっぷりのおにぎらずならサラダを購入しなくても安心できます。おにぎりとは少し違った魅力に溢れたおにぎらず。気になる方はチェックしてくださいね。

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