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【京都市下京区】これぞ日本の定食!昭和二年創業、西京焼きの老舗が伊勢丹に新店舗オープン

みやこ地域クリエイター/ライター(京都市)

京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。京料理の定番「西京漬」は、京都の白味噌「西京味噌」を使った味噌床に、旬の魚や肉の切り身などを漬け込んでつくる京都の伝統料理。生物の魚を海から遠い京都で、なんとかおいしく食べようと工夫して始まったといわれています。京都の味噌漬けが、なぜ西京漬といわれるようになったかというと、江戸が東京、東の京と名称が変わったことをきっかけに、京都は西にある京ということで『西京』と呼ばれるようになったといわれています。今回は、西京焼きの老舗が初めてオープンした飲食店の紹介です。

2023年8月1日、ジェイアール京都伊勢丹地下一階フロア、お酒やさんの隣にオープンした『西京焼 京都やま六』。

メニューはこちら。西京焼きは銀だら、さわら、さけ、さば、豚の5種類。それぞれ小鉢3種とお味噌汁、お漬物がついて、ご飯のおかわりは無料です。
※2023年9月時点での情報です。最新情報は店舗へお尋ねください。

「銀だらの西京焼き定食」2,420円(税込)
一番人気があるという銀だら。ふっくらとして、西京味噌の甘みがしっかりと染み込んだ銀だらは、ご飯との相性が抜群。おかわりも自由なのでご飯がどんどん進みます。使用しているご飯は五つ星マイスター厳選の西京焼きに合うお米を使用されています。お米の甘みが引き立って何ともいえないおいしさでした。

「さけの西京焼き定食」2,090円(税込)
さけは身がギュッと引き締まっていて、西京味噌の甘みと香ばしい香りがたまりません。塩焼きでいただくよりも濃厚な旨味が溢れ、こちらもご飯が進んで困ります。

運んでいただいた際、店員さんが丁寧に一品一品、料理の説明をしてくださったのが好印象でした。

お店で提供されている西京漬は、一つ下のフロアにある「魚樽」さんで購入できます。自宅用はもちろん、お土産にしても喜ばれますよ。

90年以上続く老舗が初めてオープンされた飲食店は、京都の伝統料理「西京焼き」が存分に楽しめるお店でした。皆様も少し贅沢なランチにいかがでしょうか。気になる方はチェックしてくださいね。

※今回の飲食についてはご提供いただきました。

西京焼 京都やま六
〒600-8555
京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
ジェイアール京都伊勢丹 B1 階
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:30)
     16:00~20:00(L.O.19:30)

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地域クリエイター/ライター(京都市)

京都生まれ京都育ち、生粋の京都人です。京都愛が溢れすぎて地域クリエイターになりました。有名な観光地からマニアックなスポット、普段使いのお店からインスタ映えスポットまで、色んな京都の魅力を発信していきます。youtubeやInstagramでは京都の動画配信をしています。

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