京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。和菓子には欠かせない「あんこ」。その起源は弥生時代にまで遡ります。小豆の赤い色が邪気を払うとして、無病息災や魔除けを祈願して食べられていたそうです。その後、中国から点心が伝わると、小豆をすり潰し、現在のあんこのような形で食べられるようになりました。その当時のあんこは甘くなく、室町時代になってから今のように甘くなり、江戸時代には和菓子に使用されるようになりました。さて今回は、あんこ専門店を紹介します。

京都市バス「堀川三条バス停」から徒歩1分、堀川三条を少し下がったところにある『都松庵』。二条城からも徒歩5分のため観光客の方も良く訪れます。昭和25年創業のあんこ専門店ですが、とてもオシャレなお店です。

とてもあんこ専門店とは思えない店内。いろいろな種類のあんこを使ったお菓子「あんスイーツ」が並んでいます。

パッケージもお菓子もとてもかわいらしいものばかり、京都のお土産としても喜ばれそうですね。

店内のサロンスペースではお茶やお菓子などがいただけます。

あんみつやシュークリームなど、ショーケースにもおいしそうなお菓子が並んでいます。こちらは日持ちしませんので、ちょっとした手土産や自宅用に良さそうです。

今回は2種類のシュークリームを購入しました。

「あん de シュー」378円（税込）
小麦粉を使用しないグルテンフリーのシュークリーム。まろやかな生クリームの下には大きめの求肥、モチモチの食感がたまりません。あんこ専門店らしく、求肥の下にはぎっしりと粒あんが詰まっています。絶妙な甘さのあんことまろやかな生クリームとの相性は抜群です。

「あん de シュー 抹茶」378円（税込）
先ほど紹介した「あん de シュー」の生クリームが抹茶クリームに変わったバージョン。一番摘みの宇治抹茶を贅沢に使用したシュークリームで、抹茶クリームの苦さとあんこの甘さが絶妙にマッチします。

昭和25年創業のあんこ専門店は、京都らしさが溢れる新しいスイーツが楽しめるお店でした。あんこ好きも洋菓子好きも和菓子好きも、甘いもの好きみんなが楽しめるお店です。気になる方はチェックしてくださいね。

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