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【愛犬】もし〈誤食〉してしまったら…【愛猫】

誤飲とは?

食べ物以外の異物や有害な食べ物を飲み込むことを誤飲と言います。

誤飲は癖になりやすく、気をつけないと何度も繰り返すこともあります。

動物病院の来院理由でも特に多い誤飲。

させないのが一番ですがしてしまった時の

NG行為や対処法

などを知っておきましょう!

対処法

〈動物病院に連絡〉

誤飲をしてしまった可能性がある場合、動物病院に行く、もしくは問い合わせをしましょう。

食べてから2〜3時間以内なら動物病院で吐かせることができるかもしれません。

〈NG行為〉

・自己判断で様子を見る

・吐かせようとする

特に危険な物と理由

〈ヒモ、リボン〉

腸で引っかかると 血行障害などから壊死することも

〈鋭利な物〉(針や焼き鳥串等)

内臓を傷つけたり、突き破って体外に出てくることも

〈タバコ〉

水に溶けやすく、有害成分がすぐに体に周ります

〈果物などの種〉

梅干しの種位の大きさでも腸閉塞の恐れがあります

動物病院に伝えること

食べてはいけないものを食べてしまった!

もしくは食べてしまったかも知れない場合は動物病院に連絡しましょう。

問い合わせや診察時に以下の内容を伝えて下さい。

〈伝えることリスト〉

・いつ

・何を

・どれくらいの量 (診察時には残っている部分や成分がわかるパッケージなどを持参)

・どれ位で病院に着けるか

誤飲したかはっきりしない

Q:食べたところは見ていないけど、あるはずの物がない!

または誤飲したようだけど多頭飼いでどの子が食べたのかわからない!

A:疑いも誤飲として対応を誤飲していないなら喜ばしいですが、最悪のパターンを想定して対応しましょう。多頭飼いの場合は疑わしい子全員の診察を受けるつもりで。

家で吐かせても良い?

Q:ネットで「吐かせる方法」を 見つけた!やってみても良い?

A:絶対にオススメしません。

吐かせることで体内を傷つけてしまう、有害成分が体に回りやすくなる、更に体調不良につながるなどとてもリスクが高い行為です。

様子を見ちゃダメ?

Q:前にも誤飲をしたけど大丈夫だった。

今回も大丈夫だと思うし、少しだから様子見で良い?

A:自己判断での様子見はダメ

時間が経ってから腸閉塞や症状が出ることも。対応が遅くなることで開腹手術になったり、最悪の自体になるかも。苦しむのは動物ですし後悔しませんか?

まとめ

誤飲させない!が一番大事!

誤飲は子犬・子猫は特にしやすいですが大人になっても皆注意が必要です。

・徹底して危険な物を近くに置かない

・誤飲をしないトレーニングをする

など、できることはたくさんあり、誤飲で辛い思いをさせないことは飼い主さんのつとめとも言えます。

《一生困らない育て方》教えます! 愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのトレーナーです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート!フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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