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花が咲かないのはなぜ?実は共通した理由があった!

みゆきガーデニングコーディネーター

ガーデニングをやっていると必ず出くわす悩み…。

それは、

花咲かないこと!!

植物を育てたことがある方なら、誰しも経験があるのではないのでしょうか。

実は、花が咲かないのには、共通したある理由がありました。

植物の花が咲かない理由

花が終わった後には、実(タネ)ができますね。

つまり、植物の花が咲く=子孫を残すということなんです。

植物の花が咲かない理由は、簡単にいうと以下の3つ。

子孫を残す必要がない

子孫を残せない

子孫を残している場合じゃない

え!?どういうこと?と思う方もいらっしゃいますよね。

それぞれ詳しく見ていきましょう!

花が咲かない理由1:子孫を残す必要がない

子孫を残す必要がない場合、まだ花を咲かせないことがあります。

具体的に言うと…

まだ成熟していない

などがあげられます。

二年草や多年草、樹木は、株が十分に成熟していないと、花を咲かせないことがあります。

成長を待ちましょう。

花が咲かない理由2:子孫を残せない

子孫を残せない場合も、植物は花を咲かせません。

具体的に言うと…

①剪定時期を間違えた

②肥料分が偏っている

①剪定時期を間違えた

剪定時期を間違えると、翌年花を咲かせないことがあります。

例えば、大人気のミモザ。

ミモザの花芽は夏頃にもうできます。

そのため、ミモザを冬に切ってしまったら、次の花には咲きません。

このように、植物ごとに剪定する時期を注意する必要があります。

②肥料分が偏っている

土の肥料分が、チッ素過多になっていると、花が咲きづらくなります。

チッ素が多いと、葉っぱはよく成長します。

葉っぱは茂っているのに花が咲かない…という場合は、肥料分が偏っていることが考えられます。

リン酸が多めの肥料を与えることで、花が咲きやすくなります。

花が咲かない理由2:子孫を残している場合じゃない

自分自身がピンチ!子孫を残している場合じゃない!っていう時は、植物は花を咲かせません。

自分の身を守ることを優先するんですね。

具体的に言うと…

①弱っている

②疲れている

③短く剪定しすぎ

④水不足

⑤気候にやられた

⑥日照不足

①弱っている

病害虫にやられるなど、弱っていると植物は花を咲かせません。

元気を取り戻せるような対策をすることが不可欠です。

②疲れている

一気にたくさん花が咲いた次の年は、花を咲かせるのをお休みすることがあります。

柑橘系によくありますね。

光合成をたくさんして、パワーを蓄えています。

肥料を与えて力をつけると、翌年また元気に咲いてくれます。

③短く剪定しすぎ

切り詰めすぎると、植物は花を咲かせないことがあります。

強剪定(バッサリ切ること)するときは、花が咲かないことも覚悟の上で行います。

④水不足

植物が水切れを起こすと、ツボミを落とすことがあります。

下の方の葉っぱが黄色くなっている場合は、水不足を疑います。

⑤気候にやられた

夏の暑さ、冬の寒さが開花に影響することがあります。

暑さ対策・寒さ対策をすると良いですが、季節の影響は完全には避けられません。

⑥日照不足

お日様の光も、花が咲くかどうかに関わってきます。

(日陰が好きな植物の場合は例外)

花が咲かない場合は、育てている場所が適しているのか?も確認してみると良いですね。

まとめ

植物の花が咲かない理由についてまとめました。

咲かない理由は、だいたいの植物に共通しています。

なんで咲かないんだろう??っていうときは、上のどれかに当てはまるか、調べてみてくださいね♪

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ガーデニングコーディネーター

元植物を枯らすタイプ…。コツをつかんだら、植物をうまく育てられるようになりました! 手間をかけずにガーデニングを楽しむ【ずぼらガーデニング】を提唱しています。 Instagramフォロワー9.3万人のお花の専門家です。

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