京都市の有形文化財・旧川崎家住宅では、GUCCI創設100周年を記念した体験型エキシビション「GUCCI BAMBOO HOUSE」（グッチバンブーハウス）が開催されています。GUCCIが古くからバッグのハンドルに使用している竹（バンブー）をモチーフにした「伝統と再生」をテーマにした展示会で、入場者は無料で拝観できます。

母屋に入ると大正レトロな応接間があり、ソファーや壁紙にGUCCIのテキスタイルが使用されています。家具から小物までオールGUCCIの製品が使用され、日本の伝統的な洋間とOLD GUCCIのパターンが調和しており、女子が憧れる空間になっています。

坪庭にはエキシビションのテーマである竹が植えられ、通常時とは異なる庭が作庭されていました。座敷にはGUCCIの2021新作のバンブーのハンドルバッグのコレクションが並べられ、カラーリングやサイズが幅広く展開されています。バッグのコレクションでは実際に手に取って合わせることができます。

奥の土蔵ではGUCCIのショートムービーが上映されており、アレッサンドロ・ミケーレの最新コレクション「Aria」の制作現場、撮影現場、ショーの様子が上映され、ヴィヴィッドな色彩のポップカルチャーとクラシカルなオールドスタイルを融合させた独特の世界観が楽しめます。

京都らしい町家建築とオールドグッチが調和した美しい体験型エキシビションで、女性の心を虜にします。すべて観賞したあとはお土産として記念のノートが渡され、最後まで観客を魅了するGUCCIの演出にさらに心を掴まれました。

GUCCI BAMBOO HOUSEは完全予約制で、オフィシャルサイトから予約可能です。趣向を凝らした展示会で見応えが十分ありますが、なんと入場料は無料でした。なお、会期が延長され、8月22日（日）まで開催されています。気軽にGUCCIの世界観を楽しめるGUCCI BAMBOO HOUSEは女子必見のイベントです。