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【京都市東山区】寅年の干支詣スポット・建仁寺 両足院(通常非公開)1/16(日)まで新春特別公開中!

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

建仁寺 両足院では1月16日(日)まで新春特別公開を開催中です。新春特別公開では、方丈にて雪舟天谿画伯筆『方丈襖絵32面』が公開され、方丈や大書院・庭園が拝観できます。境内には寅年の守護神とされる毘沙門天を祀る毘沙門天堂があり、新春の参拝スポットとしておすすめです。

雪舟天谿画伯筆『方丈襖絵32面』はブッダの誕生や建仁寺の開祖・栄西などをモチーフにした仏教画が描かれています。イラストタッチにデフォルメされている水墨画で、カジュアルな印象です。雪舟天谿(せっしゅうてんけい)画伯は2006年に中国南宋五山の巨刹・天童寺から「天童第一座」の称号を授与され、2019年に「雪舟」を襲名した道釈画家です。

道釈画とは道教や仏教に関する絵画を指し、問答図や観音像が描かれます。雪舟天谿画伯は作品によってタッチが異なりますが、「方丈襖絵32面」はすべてかわいらしく描かれているのが特徴です。

両足院の境内は池泉式回遊庭園が人気です。祇園の喧騒から離れ、ざわついた気持ちが整います。ほかにも坪庭や枯山水があり、禅庭園の美しさに感嘆します。

2020年新春のみどころは入口のすぐ左側にみえる「毘沙門天堂」です。毘沙門天は寅年の干支詣スポットとして、元旦から多くの参拝客が訪れました。毘沙門天は寅を使いとしており、勝負運や財福にご利益があるとされています。

両足院では新春特別公開中に「雪舟天谿画伯筆 猛虎嘯福守符絵札」を期間限定授与しています。方丈の襖絵とは異なる力強い水墨画でクールな画風です。初詣の参拝客に大人気の絵札で、2022年にふさわしい1枚となっています。新春特別公開期間は1月16日(日)までとなっておりますので、この機会に立ち寄ってみてください。

建仁寺の詳しい情報はこちら:【建仁寺 両足院】寅年の守護神・毘沙門天と初夏を彩る半夏生の花が魅力!坐禅体験もできます

建仁寺 両足院 「新春特別公開」
開催日時:1月1日(土)~1月16日(日) 12:00~16:00
会場:建仁寺搭頭 両足院
住所:京都市東山区小松町591
電話:075-561-3216
拝観料金:一般 1.000円 中高生 500円 小学生以下 無料
公式サイト:https://ryosokuin.com

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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