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【京都市右京区】桜の名所として知られる神社仏閣ランキングベスト3【洛西エリア】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

洛西エリアは京都屈指の桜の名所が有数あることで知られています。境内に植えられている桜の本数が多く、桜が咲き乱れる景色は圧巻です。京都の桜の開花を告げる「魁桜(さきがけざくら)」と京都の桜でもっとも見頃が遅い「御室桜(おむろざくら)」が同じエリアにあることも興味深い点のひとつで、長期にわたって桜のお花見が楽しめます。

京都の桜の楽しみのひとつは、神社仏閣の伝統建築とのコラボレーションです。桜の撮は伝統建築が背景にあることでグッと雰囲気が増します。「日本人に生まれてよかった」と思える神社仏閣と桜のランキングベスト3をご紹介します。

【第3位:退蔵院】紅しだれ桜

退蔵院は大きな「紅しだれ桜」が有名です。門をくぐると眼前に枝を広げ、大きな傘のようにそびえています。樹齢50年のサクラは平安神宮にある紅しだれ桜の孫桜で、2013年にJR東海のCM「そうだ、京都に行こう」キャンペーンで紹介されました。紅しだれ桜の魅力は時期によって色が変化することです。蕾は赤く鮮やかで、開花するにつれて色が薄くなります。美しい桜吹雪が舞うころには白い花びらに変わり、時期によってグラデーションが楽しめるため、何度も訪れて眺めたい桜です。

退蔵院(たいぞういん)
住所:京都市右京区花園妙心寺町35
電話番号:075-463-2855
拝観時間:9:00~17:00
拝観料金:大人600円
公式サイト:http://www.taizoin.com/

【第2位:仁和寺】御室桜

仁和寺は京都でもっとも遅い見頃を迎える桜の名所として知られています。仁和寺の桜と五重塔のコラボレーションは京都の春の風物詩です。桜の花畑から顔を出す五重塔の美しさは京都の春の美しさのなかでも群を抜きます。仁和寺のサクラは通称「御室桜」と呼ばれ、通常の桜に比べて背丈が低いのが特徴です。4月中旬ごろに見頃を迎えるため、ソメイヨシノの見頃を逃しても十分お花見に間に合います。御室桜はほかではなかなか見られない珍しいサクラなので、一度は観たい桜です。

仁和寺(にんなじ)
住所:京都市右京区御室大内33
電話番号:075-461-1155
拝観時間:8:30~17:30(最終受付17:00)
拝観料金:御室花まつり 特別入山料 大人500円
公式サイト:http://www.ninnaji.jp/

【第1位:平野神社】桜苑

平野神社は境内に桜苑を有し、古くから桜の名所とされる由緒ある桜の神社です。平安時代から桜が植栽され始め、江戸時代には「夜桜の名所」として庶民にも親しまれました。平野神社は境内に約400本のサクラがあり、早咲きから遅咲きまで約1か月桜の見頃が楽しめます。桜苑内のサクラは桜だけでなく、菜の花も植栽されており、ピンクと黄色・緑と青空が重なると、美しい春の色彩を奏でます。若々しいポップな色合いの草木を眺めているとパワーチャージされること間違いありません。

関連記事:【平野神社】京都屈指のサクラの名所!桜苑のサクラと菜の花のコラボは見事!

平野神社(ひらのじんじゃ)
住所:京都市北区平野宮本町1番地
電話番号:075-461-4450
拝観時間:6:00~17:00
拝観料金:境内無料 ※桜苑:500円
公式サイト:https://www.hiranojinja.com/

京都の洛西エリアは古くから桜の名所とされる神社仏閣が有数あります。全体的にお花見期間が長いことも特徴で、満開の日にちを逃しても間に合うのが嬉しいです。洛西エリアは個人的に京都市内のお花見スポットでベスト1といえます。豪華絢爛な桜のお花見をお楽しみください。

MIZUHO.WORK おすすめ!桜スポット

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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