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【京都市左京区】ミシュランガイドに6年連続掲載!二日酔い解消メニューが美味しすぎる【ピニョ食堂】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

ピニョ食堂は京阪三条駅の近くにある韓国スープ専門定食店で、京都でもっとも知られる韓国料理店と言っても過言ではないでしょう。ミシュランガイドにビブグルマンとして6年連続で掲載されている実力派で、やさしいスープの味わいが人気です。

今回ご紹介するのは残念ながら「店舗」ではなく、UberEATS。病み上がりの翌日、猛暑のなか外出するのは厳しいし、冷蔵庫には何もない。そこで前から気になっていた「ピニョ食堂」のスープ定食をオーダーしてみることにしました。

韓国のスープ定食といえば、チゲやサムゲタン(高麗人参と若鶏を丸ごと煮込んだスープ)、ソルロンタン(牛肉や牛骨を煮込んだスープ)が有名ですが、韓国ドラマにたびたび登場する家庭料理が「干し鱈のスープ」です。キム・ミニョン主演の「キム秘書は一体なぜ?」にたびたび登場していたことが記憶に鮮明に残っています。

ピニョ食堂の干し鱈のスープは「プゴック定食 1200円」です。メインのプゴクッ(干し鱈のスープ)のほかに、雑穀入りごはんと3種のキムチ、アミエビの塩辛がつきます。スープは薄味に仕上げられているので、お好みで塩コショウと塩辛で塩分を調整できます。

憧れの干し鱈のスープのお味は「やさしくてめちゃくちゃおいしい!」です。出汁のやさしさが弱った胃を包み込んでくれます。具材は干し鱈と豆腐と大根で、全体的に淡泊な食材で構成されているので、胃の負担を減らしたい時に安心して食べられます。

味はかなり薄めに設定されているので、その時の気分で調整するとよいでしょう。塩コショウだけでも十分ですが、更に旨味を引き出してくれるのがアミエビの塩辛です。出汁の風味にメリハリが出て、コクが出ます。塩辛は塩分が強いので、単体で食べるのは厳しいですが、ごはんとの相性も抜群です。常に冷蔵庫に常備しておきたい逸品です。

2種類のキムチはプチトマト、カクテキ、キュウリでした。こちらも辛くなく、ちょうどいい塩梅です。〆にはごはんとキムチをスープに入れて雑炊のように食べると、味が変化して美味しく食べられました。干し鱈のスープは体調が優れないときはもちろん、二日酔いにかなり効果がありそうです。お酒好きとしては今後もお世話になりそうな予感…。

ミシュラン常連店の絶品グルメが家庭で気軽に食べられるのも京都民の特権だと痛感したUberEATSでした。これまで出前や宅食はあまり利用することがなかったのですが、味を占めてしまったので、色々と利用してみたいと思います。

京都のミシュランガイド掲載!安価で来店しやすいビブグルマン

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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