Yahoo!ニュース

【京都市中京区】ドロとしたスープにコシの強い特製麺がよく絡む!京都で味わう家系【セアブラノ神 錦店】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

京都に3店舗を運営する「セアブラノ神」。1号店の壬生本店は京都では珍しい新潟のご当地ラーメン「燕三条系」アレンジした「背脂煮干しそば」が看板商品で、さまざまなラーメンダービーを受賞しています。

「セアブラノ神」の魅力のひとつが店舗によって、まったく異なるラーメンが食べられること。今回訪れた「セアブラノ神 錦店」は3号店で「家系ラーメン」がレギュラーの人気メニューです。神奈川出身のわたしは、定期的に「家系ラーメン」が食べたくなります。

店先ののれんには大きく「背脂醤油 家系豚骨 肉卵脂飯」の文字。メニューを確認するまで、中華料理店だと思っていました。券売機で食券を購入し、入店します。

セアブラノ神の家系ラーメンは、東京・吉祥寺の麺屋武蔵直伝の濃厚醤油味。どろっとしたスープに、麺はモチモチの食べ応えのある麺です。コシが強くて特徴的な麺だったので、調べてみると、京都の製麺所「棣卾(ていがく)」の麺を使用していました。黄味の強い麺で加水量が少なく、量が多い印象でした。家系ラーメンのスープに支障のよい中太麺です。

スープと麺が絡んで固まっているので、ほぐすときに要注意。スープが飛ぶので、ゆっくりとほぐしながら食べるのがおすすめです。ただ麺にスープが絡みやすいので、早く食べないと伸びてしまいます。スピード勝負の家系ラーメン。家系いえば、トッピングの海苔とほうれんそう。スープに染み込ませて食べると絶品です。

スープはかなり濃厚で塩気も強いので、お腹いっぱい食べたい人は白ごはんと一緒に食べると、さらにスープを美味しく楽しめます。ごはんは、八代目儀兵衛のお米を使用しているそうです。セアブラノ神は店舗によって、看板ラーメンの種類が異なるので、ぜひほかの店舗も挑戦してみたいと思います。

セアブラノ神 錦店
住所:京都市中京区天神山町270
電話:075-746-3332
営業時間:11:00〜15:30(L.O, 15:00)
定休日:無休 1月1日(元旦)のみ定休
公式ホームページ:http://www.seaburanokami.jp/

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

MIZUHO.WORKの最近の記事