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実年齢より老けて見られ始めたらは、「味噌汁」を具だくさんにしよう

水野雅浩/健康マネジメント健康マネジメント専門家

こんにちは、健康マネジメントスクール、水野雅浩です。

『ビジネスパーソンの健康マネジメント』を中心に本の執筆、企業、行政、大学などで講師をしています。特にアラフィフは、ストレスも増え、年齢差が大きくなるステージ。ぜひフォローして、日々の生活にお役立てください。

■アラフィフは、見た目年齢のバラツキが大きくなる

3年ぶりに愛知から友人が福岡に来て、一緒に飲んだ。

今まで、年齢を聞いたことがなく、40才ぐらいかと思っていたら、来月50才になると聞いて驚かされた。

人は、アラフィフを迎える頃から、「見た目年齢」に差が付き始める。50才ごろかと思っていた人が実は、60才だったり。40才ごろかと思っていた人が実は、50才だったり。10才ぐらいの振れ幅は、日常茶飯事だ。

振れ幅が大きくなるのは、見た目年齢だけではない。以前に比べて、疲れやすくなったり、急に肌や目元が気になるようになったり。これを、一概に「年齢だから仕方ない」と片付けるのは、見当違いだ。同じ年齢を重ねていても、見た目も若々しく、エネルギッシュな人はたくさんいる。

■見た目年齢の差は、どこから来るのか

見た目年齢は、体内年齢と言われる。では、この見た目年齢の差はどこから来るのか?

年齢に加え、様々な要因が複合的に絡み合っているのは間違いない。しかし、ここでは抗酸化に着目したい。人は誰しも、年齢を重ねるごとに酸化し、サビていく。

要は、このサビを放って置いて、雨風にさらされた赤茶けた今にも崩れそうな釘のようになっているのか。それとも、そもそも錆び付かないコーティングがされていて、またサビ防止を定期的に落としているピカピカの使える釘になっているのか。

体内の酸化が進むと、胃腸の調子も悪くなり、栄養の吸収も悪くなる。血液のめぐりも悪くなる。吸収されなく残った養分が体内に脂肪として残るようになる。こんな調子では、それは、老化が進む一方だ。「見た目年齢」に差が出てくる以前に、「体内年齢」がずいぶん老け込んでいる可能性が高い。

■WHOが野菜400gを推奨する理由

抗酸化成分といえば、ビタミンやポリフェノールがまず思い浮かぶ。食材としてまず思いつくのが野菜や果物だ。

では、一体、どれぐらい野菜を食べればよいのだろうか??

世界の保健室、WHOは「果物と野菜を5種類から400g以上摂取」を推奨している。

つまり、「質」の異なるポリフェノールを、「量」摂ることが、酸化ストレスから身を守る上で重要と言っているのだ。酸化に抗う、質と量の面積が多いことこそが、若々しさを保ち、老化を遠ざけ、病気を遠ざける。

だから、色々な野菜をたくさん食べましょう、なのだ。

■現代の日本人の平均は野菜292g!

では、私達、日本人は野菜の摂取量はどれぐらいなのだろうか。

厚生労働省のデータを調べてみると、1日の野菜類摂取量の平均値は 292.3g。性別にみると男性 300.8g、女性 285.0g である。この 10 年間でみると、総数、男女ともに有意な変化はみられなかった。WHOの目標からは、約100g足りない。野菜にして、玉ねぎあと半分加えればクリアできる量だ。

日本人は、世界的に見ても平均年齢がトップクラスだ。しかし、要介護の期間が、約10年という課題がある。しかし、野菜の摂取量を増やすことで、より健康で、より若々しい、健康寿命を伸ばすことができるかもしれない。

■まずは、味噌汁を「具だくさん」に

では、どのようにしたら、野菜の摂取量を増やすことができるだろうか?

忙しい朝に、スムージーを作る?そんなのは無理だ。ニューヨーカーのように、ランチにボウル一杯の、大盛りサラダを食べる?それも、現実的ではない。

「新しい習慣」は、「すでにある習慣」に加えるのが一番ストレスなく始められる。まず、おすすめしたいのは、毎日飲んでいるお味噌汁を、具だくさんにする、というもの。

お野菜を生の状態で400g摂ろうとすると、両手いっぱいの野菜を3食食べることになる。どう考えたって不可能だ。しかし、火を通すことで、野菜はかさが減る。火を通すことで、量を食べることができるのだ。これの性質を利用しよう。そして、日本人にとって、一番とっかかりやすい料理、それが、味噌汁だ。

■いろいろな野菜を入れてみよう

我が家は、味噌汁を作るのは私の担当だ。

私は、味噌汁を作る時に、玉ねぎを1玉、人参1本を、きざんで、まるまる入れるようにしている。玉ねぎは、抗酸化成分ポリフェノールの中でもケルセチンをリッチに含む。血液をサラサラにしてくれる台所のドクターだ。煮込むことで甘みもでて美味しく仕上がる。人参は、カロテンというポリフェノールを含み、血色良く、肌をツヤツヤにしてくれる。

もちろん、入れる具材は、しめじでも、えのきでも、長ネギでも、よい。以外に思うかもしれないが、トマトも、味噌汁の具には、バッチリ合う。味噌の旨味とトマトの旨味が相乗効果を生み出すのだ。ぜひ、バライティに富んだ野菜を入れて、味噌汁で野菜摂取。味噌汁で健康革命を起こしてほしい。

野菜たっぷりの具だくさんの味噌汁にする、これだけで、野菜からポリフェノールの摂取量の種類と量は格段にあがる。しかも、野菜は火を通されることで、栄養素の消化吸収がよくなり、汁に溶け出た栄養成分も余すことなく頂くことができる。

毎日飲んでいる味噌汁に、冷蔵庫に眠っている野菜を加えてあげるだけで、野菜不足が解消できるのであれば、こんなに嬉しいことはないだろう。

■アラフィフよ、空気を吸うように、野菜を食べよう。

アラフィフは、自律神経、体力、気力の地盤沈下が始まるステージだ。

しかし、我々の生きる時代は、人類最長の人生100年時代。老け込んでいる場合ではない。野菜をもりもり食べて、まとわりつき始めた老いを洗い流していこう。人間にとって空気をすうことが当たり前のように、毎日、具だくさん味噌汁を頂くことを当たり前にしよう。

これが当たり前になると、まず、快便になり、お腹がスッキリする。肌に赤みが戻り、健康に見えるようになる。余分な疲れが残りにくくなり、日中も元気に過ごせる。それが自信になり、生活にハリが戻る。プラスの循環が始まれば、まだまだ行ける!と仕事にもプライベートにもチカラがこもるはずだ。

老け込んでいる場合ではない。アラフィフよ、具だくさんの味噌汁で、若返ろう!

健康マネジメントスクール

水野雅浩

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■プロフィール

健康マネジメントスクール 水野 雅浩(みずの まさひろ) 

https://healthylifepj.com/

1975年生まれ 福岡県在住 予防医学の専門家。健康経営アドバイザー。講師・作家。『グローバルで勝つ!太らない疲れない7つの習慣』はAmazon総合ランキング1位。香港の勤務時代に、食事・睡眠・運動・ストレスケア・サプリメントに気を使い仕事のパフォーマンスを上げるビジネスパーソンを目の当たりにして、日本のメタボサラリーマンとの差に愕然とする。その後、某大手外資系企業のサプリメント商品開発責任者として10年歴任。しかし、サプリメント以前に、日本では健康習慣の基礎の啓蒙が必要と痛感。健康マネジメントの専門家として、企業・大学・行政で講師として啓蒙に力を入れている。

■講演実績

【企業】富士通株式会社、東レ株式会社、株式会社麻生グループ、株式会社中外製薬、アクサ生命保険株式会社、三菱商事株式会社、JR西日本グループ、株式会社大日本印刷、コカ・コーラボトリング株式会社、大塚製薬株式会社、ネスレ日本株式会社、Huawei Technologies Co., Ltd.北日本銀行、鳥取銀行、日本海新聞社、岩手日日新聞社、京都ホテルオークラ、とりねつ株式会社、ソルネット経営コンサルティング、税理士法人中央総合会計事務所、北斗工業エンジニアリング、一般社団法人日本パーソナルブランド協会、株式会社ホーマス・キリンヤ【労働組合】全トヨタ労働組合連合会(119社)、豊田自動織機労働組合 【行政】鳥取県、宮崎県、福岡県、岩手県など 【大学】台湾大学 

【塾】公文など多数

■保有資格

日本成人予防協会一級健康管理指導員(認定番号H35366)/健康経営アドバイザー 認定番号3000092)東京商工会議所/健康マスター検定エキスパート 認定番号E1400471/健康美容情報認定協議会 健康美容アドバイザー認定講師/日本ダイエット協会 ダイエットプロフェッショナルアドバイザー/JADP認定 生活習慣病予防アドバイザー/サプリメントアドバイザー(認定番号H35366)/米国NLPコーチング研究所 NLPプロフェッショナルコーチ

健康マネジメント専門家

健康マネジメントスクール代表。作家・講師。予防医学の専門家。健康経営アドバイザ-。『グローバルで勝つ!30代の太らない疲れない7つの習慣』はアマゾン総合1位。企業・行政・大学で「仕事のパフォーマンスを上げる健康マネジメント」、学習塾で「子供の成績を上げる食事・睡眠習慣」をテーマに講師。著書に『親子で作る健康習慣「本番力」で受験に勝つ』がある。中央大学法学部卒業後、介護サービスに携わり10年間、人の老化と向き合う。その後の香港勤務では海外のビジネスパーソンらが実践する健康投資を目の当たりにする。日本に帰国後、12年、外資系ヘルスケア企業で商品開発の責任者を担う。1975年生まれ。福岡在住。

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