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仕事ができる人は、寝起きの水分補給で自律神経を切り替えている

水野雅浩/健康マネジメント健康マネジメント専門家

こんにちは、健康マネジメントスクール、水野雅浩です。

『ビジネスパーソンの健康マネジメント』を中心に本の執筆、企業、行政、大学などで講師をしています。特にアラフィフは、ストレスも増え、年齢差が大きくなるステージ。ぜひフォローして、「攻めの健康マネジメント」にお役立てください。

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■ビジネスパーソンは、自律神経を効果的に切り替えよ

「一体、この違いはどこから来るのだろうか」

朝からダル重な状態で、オフィスに出社してくる人がいる。顔に生気がなく、ボーとし、集中力もない。明らかに活力が不足している状態だ。一方で、目がぱっちり開いて、挨拶にもハリがあり、頭も仕事モードで、集中力高く、元気溢れる人もいる。

様々な要因があるが、外してはいけないのが、「自律神経」の切り替えがだ。

自律神経には2種類ある。「休息」モードの副交感神経系と「活動」モードの交感神経だ。ブレーキとアクセルの関係で、副交感神経系は、リラックスモードなので風呂に入っている時、食事の時、睡眠の時などに優位になる。交感神経は、アクディブモードなので、仕事の時、運動している時、などに優位になる。

当然、仕事モードに切り替えるには、朝のボーっとした状態から頭がフル回転する状態にギアを切り替える必要がある。この切替えがうまくできているか否かで、私達のメリハリも変わってくる。ひいては、一日の仕事のパフォーマンスにつながっていく。

■自律神経の切り替えには、水分が必要

では、どのように自律神経をブレーキモードからアクセルモードに切り替えられるのだろうか。

様々な要素があるが、「水分」が大きな影響を与えている。人間の体はおよそ60%の水分でできているが、うち15%は細胞内に残りの25%は血液やリンパ液に含まれ、自律神経のバランスにも大きく関わっている。

そして、この水分は睡眠中に寝汗とともにコップ1杯分が蒸発し、朝の排尿で、さらにコップ1杯分。つまり、朝は、コップ2杯分の脱水症状となる。この状態が、朝の副交感神経系を不安定にさせる。

■朝の水分は、「宝水」

朝起きたら、あなたが、まずすることはなんだろうか。人それぞれのルーティンがあるはずだ。一般的には、トイレに行く。洗面台に行き、顔を洗う、カーテンを開ける、だろうか。

この一連の流れに、コップを1杯の水分を一気に飲むという新しい習慣を加えてほしい。

砂漠のようなカダラに、1杯の水が流れ込むことで、胃腸の神経は適度に刺激される。眠っていた内臓にスイッチが入り、ぜん動活動が活発化する。副交感神経の働きが高まり、乱れていた自律神経のバランスが整う。しばらくすると自律神経が副交感神経系から、交感神経にスムーズに切り替わり活動モードに貼っていく。しだいに、体を動かす準備が整っていく。

朝の水分は、「宝水」と言われる由縁だ。

■水分を摂るときは、うがい&常温

水の摂り方にはコツがある。

まず、胃腸に優しい常温の水で、軽くうがいをして口内の雑菌を洗い流す。夜間は、唾液の分泌量が減っているため、一日で最も雑菌が繁殖してしまっているのだ。

次に、飲むときはちびちびではなく、ごくごく一気に飲み干そう。少しずつ飲むよりも、一気に大量に飲むと腸への刺激も強まり、自律神経は効果的に切り替わるのだ。

水は、白湯にしたり、ミネラルウォーターを準備するのも良いだろう。ただ、私は面倒なので、水道水から出てくる水道水をそのままコップに注いで飲んでいる。水道水がそのまま飲める国は、世界で15カ国しかないが、日本はその中のトップランクに入っている。安心、安全だ。それに、新しい習慣は、手間は、極力ないほうが、始めやすく、長く続くのだ。

■朝の水を飲む量を増やすと、大きく変わる、便の量

ちなみに私は、攻めの健康マネジメントの一環として、朝めざめの水分補給として、コップ2杯の水を飲むようにしている。理由は単純で、夜コップ一杯の汗をかき、トイレでコップ一杯の排尿をするのであれば、即座に補ったほうがよいとおもったからだ。

すると、ある目覚ましい変化が起こった。

自律神経が、アクテイブモードに切り替わったことに加え、腸内が水分で潤った結果だろう。大便がスムーズにしかも、大量に出るようになったのだ(失礼)。今までも便秘という訳ではなかったが、さらに快便になった。大便の量は一般的に、1回で100g~200gと言われている。この老廃物を出社前に、排出することができるのか、それともオフィスまで抱えていくのかでは、体調も気分も大きく変わる。

言うまでもなく、私は朝のコップ二杯の水分補給&朝の快便により、自律神経がスムーズにOFFからONに切り替わった状態で出社しているので、仕事もスイスイ進んでいく。あなたも、朝のコップ一杯の水分補給が習慣になったら、コップ二杯の水分補給にチャレンジして欲しい。

改めて、パフォーマンスを発揮するには、「自律神経の切り替え」が鍵を握っている。朝の枯れ果てたミイラのようになった細胞の一つ一つに水分を行き渡らせるように、水分摂取を習慣にしよう。

きっと、この習慣が、朝、活力あふれるビジネスパーソンになるきっかけを作ってくれるはずだ。

健康マネジメントスクール

水野雅浩

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■プロフィール
健康マネジメントスクール 水野雅浩

https://healthylifepj.com/

1975年生まれ 福岡県在住 予防医学の専門家。健康経営アドバイザー。講師・作家。『グローバルで勝つ!太らない疲れない7つの習慣』はAmazon総合ランキング1位。香港の勤務時代に、食事・睡眠・運動・ストレスケア・サプリメントに気を使い仕事のパフォーマンスを上げるビジネスパーソンを目の当たりにして、日本のメタボサラリーマンとの差に愕然とする。その後、某大手外資系企業のサプリメント商品開発責任者として10年歴任。しかし、サプリメント以前に、日本では健康習慣の基礎の啓蒙が必要と痛感。健康マネジメントの専門家として、企業・大学・行政で講師として啓蒙に力を入れている。

■講演実績
【企業】富士通株式会社、東レ株式会社、株式会社麻生グループ、株式会社中外製薬、アクサ生命保険株式会社、三菱商事株式会社、JR西日本グループ、株式会社大日本印刷、コカ・コーラボトリング株式会社、大塚製薬株式会社、ネスレ日本株式会社、Huawei Technologies Co., Ltd.北日本銀行、鳥取銀行、日本海新聞社、岩手日日新聞社、京都ホテルオークラ、とりねつ株式会社、ソルネット経営コンサルティング、税理士法人中央総合会計事務所、北斗工業エンジニアリング、一般社団法人日本パーソナルブランド協会、株式会社ホーマス・キリンヤ【労働組合】全トヨタ労働組合連合会(119社)、豊田自動織機労働組合 【行政】鳥取県、宮崎県、福岡県、岩手県など 【大学】台湾大学 【塾】公文など多数

■保有資格
日本成人予防協会一級健康管理指導員(認定番号H35366)/健康経営アドバイザー 認定番号3000092)東京商工会議所/健康マスター検定エキスパート・普及認定講師 認定番号E1400471/健康美容情報認定協議会 健康美容アドバイザー認定講師/日本ダイエット協会 ダイエットプロフェッショナルアドバイザー/JADP認定 生活習慣病予防アドバイザー/サプリメントアドバイザー(認定番号H35366)/米国NLPコーチング研究所 NLPプロフェッショナルコーチ

健康マネジメント専門家

健康マネジメントスクール代表。作家・講師。予防医学の専門家。健康経営アドバイザ-。『グローバルで勝つ!30代の太らない疲れない7つの習慣』はアマゾン総合1位。企業・行政・大学で「仕事のパフォーマンスを上げる健康マネジメント」、学習塾で「子供の成績を上げる食事・睡眠習慣」をテーマに講師。著書に『親子で作る健康習慣「本番力」で受験に勝つ』がある。中央大学法学部卒業後、介護サービスに携わり10年間、人の老化と向き合う。その後の香港勤務では海外のビジネスパーソンらが実践する健康投資を目の当たりにする。日本に帰国後、12年、外資系ヘルスケア企業で商品開発の責任者を担う。1975年生まれ。福岡在住。

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