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【さいたま市緑区】行ってきました! 「シェアリングモビリティ×環境×防災イベント」

mamie地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市)

地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市浦和区・緑区)のmamieです。2021年11月11日(木)、イオンモール浦和美園 1階 セントラルコートで開催された「シェアリングモビリティ×環境×防災イベント」。イベント当日に取材をしてきました。ご協力いただき、ありがとうございました! 尚、取材内容を基に記事にしています。

「シェアリングモビリティ×環境×防災イベント」

☆ 日時:2021年11月11日(木) 10:00~18:00

☆ 場所:イオンモール浦和美園 1階 セントラルコート

☆ 内容:

OpenStreet株式会社:シェアリングモビリティの展示/非常時におけるバッテリー駆動インバーターの活用実演・体験会など

さいたま市:電気自動車普及施策「E-KIZUNA Project」の紹介/脱炭素社会づくりに貢献する「COOL CHOICE」の紹介

「COOL CHOICE」(クール チョイス)をご存知ですか?

「COOL CHOICE」とは2015年に環境省が発表した国民運動で、2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標達成のために、日本が世界に誇る「省エネ」「低炭素型の製品」「サービスや行動」など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促すものです。さいたま市もこちらの運動に賛同しています。

と、上記のように説明されても、環境のために何か行動を起こさなきゃとは思っているけれど…なんて、ちょっと気が引けてしまいそうですが、「COOL CHOICE」って実は簡単で、場合によっては節約にも繋がったりもする、ちょっとお得な運動だったのです♪

あれもこれも、あなたのちょっと変えてみよう! な選択がまさに「COOL CHOICE」

☆ 例えば、冬の寒い日。家の中で各部屋に分かれて暖房を使うのではなく、みんなで同じ部屋に集まって、同じ時間にあったか料理を食べると、暖房も1箇所ですみ、あったか料理のお陰で、もしかすると設定温度も高くならずにすむかもしれない。

☆ 例えば、お休みの日。家族みんなでショッピングモールに出かけて、お買い物ついでにモール内をウォーキングするだけで、身体を動かせるだけではなく、自宅の冷暖房の使用時間を少なくできるかもしれない。尚、イオンモール浦和美園では、「イオンモールウォーキング」を展開しており、天候に左右されずにウォーキングを楽しめるようになっています。

☆ 例えば、学校や職場などに向かうとき。自転車を使ってみるだけで、自動車を使用したときよりもCO2排出量を少なくできるとともに、身体も動かせて一石二鳥かもしれない。

「久しぶりに自転車を使ってみようかと思ったけれど、自転車持ってないんだよな~」そんなときにオススメなのが「HELLO CYCLING」

「HELLO CYCLING」(ハローサイクリング)は、電動自転車のレンタサイクリングサービスになります。実は、さいたま市は「HELLO CYCLING」(OpenStreet株式会社)と提携しており、2021年9月時点でさいたま市内に355箇所もの「HELLO CYCLING ステーション」を設置しています(*'▽') 駅やコンビニ、ショッピングモールや公共施設などで見かけたことのある方や、既に何度か利用しているよ~という方もいらっしゃるかもしれません。

イベントの会場となったイオンモール浦和美園にも「HELLO CYCLING ステーション」が設置されています。また、イベント当日の駐輪場を見たところ、HELLO CYCLINGの電動自転車が数台停められていました。電動自転車は、借りたら目的地まで一直線ではなく、まるで自分の自転車のように、途中の用事の場所へ一旦停めて、同じ自転車を返却まで使用することができるようになっています。これはありがたいですね(*´▽`*)

☆ 利用料金:15分税込70円/12時間税込1,000円

※ こちらは埼玉県(川越市を除く)の利用料金になります。川越市は15分税込60円となっています。エリアによって価格が異なる場合があります。

☆ 公式サイト:HELLO CYCLING(ホームページ)

また、HELLO CYCLINGが環境面だけではなく、防災面も意識して今進めている取り組みを見させてもらいました。その一つが「バッテリー駆動インバーター」です。

「バッテリー駆動インバーター」に電動自転車のバッテリーをセットすることで、バッテリーが蓄電池のような働きとなり、写真のようにサーキュレーターの電源となったり、充電器を差し込むことでスマートフォンを充電することができたり、パソコンなどの電源をとることができるようになるそうです。「EV車を非常時には蓄電池に」という話は耳にしたことがあるかもしれませんが、今後は「電動自転車を非常時には蓄電池に」が広がっていくのかもしれません。

電動自転車だけではなく、電気自動車も普及させていこう! と、さいたま市が推進している施策が「E-KIZUNA Project」

「さいたま新都心バスターミナル」には、電動自転車だけではなく、スクーターと、世界最小クラスの4人乗り超小型EVである「FOMM ONE」も設置されています。こちらは、さいたま市×ENEOS ホールディングス株式会社×Open Street株式会社によって、なんと国内で初めてスタートした「超小型EVのカーシェアリング」になります。「FOMM ONE」は、なんと、非常時には水に浮いて低速度で進むことが可能となっている水陸両用車とのこと! (水浮上後、陸を走行する際は、保守整備が必要となります。)尚、スクーターと超小型EVは、現時点ではステーションは数箇所のみとなっており、利用状況などをみて、今後ステーションなどが増える可能性もあるようです。

2022年には「E-KIZUNAグローバルサミット」を開催予定!

さいたま市をはじめとした国内外の都市が互いに連携をし、様々な環境施策を発信及び共有するサミットを2022年に開催予定とのこと! サミットの名称は「E-KIZUNAグローバルサミット」。サミットの開催に併せて、環境と防災を同時に考えることのできるようなイベントなどの開催も検討されているようです。

「シェアリングモビリティ×環境×防災イベント」のまとめ

さいたま市ではとても身近なところにシェアリングモビリティ(電動自転車、スクーター、超小型EV(E-KIZUNA Project))があり、それらを「COOL CHOICE」 (選択)するだけで実は環境にも防災にも〇 なことをしているのかも! を改めて知ることができるイベントとなっていました(=゚ω゚)ノ また、イオンモール浦和美園を会場に行われたこともあり、展示されていた超小型EVに興味を持って立ち寄る方の姿も見受けられ、単独で開催されるイベントよりも敷居の高さのようなものを感じずに環境や防災について触れることのできるよい機会だったように思います。来年の「E-KIZUNAグローバルサミット」に関連したイベントでは、家族で楽しめるような企画などが用意されているといいな、と思いつつ、来年を楽しみに待ちたいと思います( *´艸`)

地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市)

男の子3人(10歳、8歳、6歳)の母。さいたま市在住。地域ニュースサイト号外NETで、さいたま市緑区・浦和区とさいたま市のライターをしています。現在の文化学園大学(当時は文化女子大学)を2011年に卒業しており、ファッションやインテリアやアート鑑賞が好きです。さいたま市のさまざまな話題を発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

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