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【さいたま市浦和区】新スポーツ「ボクピング」の誕生は「さいたま市」!?!

mamie地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市)

地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市浦和区緑区)のmamieです。今回は、さいたま市で誕生した新スポーツ「ボクピング」を紹介します♪

例年だと11月の第1日曜日に開催されている「浦和区民まつり」。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今年の「浦和区民まつり」は、代替イベント「#つながる浦和」として2021年11月1日(月)~11月10日(水)まで開催されました。「浦和区民まつり」は浦和区内の4つ会場で行われ、さまざまな団体による発表も行われていますが、今年は、「#つながる浦和」の公式サイト上での映像発表となりました。浦和駅での「浦和の今昔写真展示」や、飲食店での「#つながる浦和メニュー」などは既に終了となっていますが、公式サイトは現在も閲覧ができるようになっています。

自宅で映像発表を見ていた中で、気になる団体がありました。

空手・太極拳・古武術を稽古している「武門 神笈会」(ぶもん しんきゅうかい)です。最近は稽古で生まれたニュースポーツ「ボクピング」の普及活動もしています。この動画を見て運動を始めようと思って頂ければ嬉しいです。

「#つながる浦和」の公式サイトでは上記紹介文も掲載されていました。映像を見てみると、空手の稽古から始まり、出稽古として開催されたボクシングジムでのボクシング体験の様子や、太極拳や少林拳、杖術などの稽古や、ボクピングをされている様子がテンポよく紹介されていました。個人的には、高校のときに演劇部に所属しており、そのときアクションの1つして殺陣(たて)も教わっているので、「杖術」が気になりました(*´ω`) ですが、やはり一番気になるのは、最後に紹介されている「ボクピング」です。

と言うわけで、早速、取材兼体験をしてきました( *´艸`)

今回訪れたのは、さいたま市南区の浦和競馬場の近くにある「南浦和コミュニティセンター」です。現在、こちらをメイン会場として活動されているそうで、事前予約による体験会も開催されているとのこと。途中、実際に「ボクピング」を体験しつつ、色々とお話しを伺ってきました♪

ボクピングとは?

Q:それでは、早速質問です。「ボクピング」とはどういったものですか?

A:はい。「ボクシング」と「ピンポン(卓球)」を融合して生まれたニュースポーツになります。

Q:稽古で生まれた、と「#つながる浦和」の映像発表の紹介文で書かれていましたが、武道や武術の稽古の中で、「ボクピング」が生まれたきっかけなどありますか。

A:例えば、空手の試合用にはタフネスさやスタミナ、空手・少林拳・太極拳の演武用には柔軟性や正確性に重きを置いた稽古をしていますが、スピードや反射神経など俊敏性を身に付ける稽古を増やしたいな、と思っていました。そのときに稽古場所の1つである公民館に置かれている「卓球テーブル」が目に入ってきたのです! それが、「ボクピング」誕生のきっかけです。

Q:偶然のようでもあり、必然のようでもあり…ですね(´▽`*) ラケットが2つ持ち(両手)なことに驚きました。

A:片手だけではなく、利き手ではない手や腕も使うことで、左右バランスのよい身体の使い方であったり、体幹の鍛え方であったりも学ぶことができるうえ、反射神経も鍛えることができるので、2つ持ちにしています。

Q:脳活にもよさそうですね(^^) ところで、失礼ながら「ボクピング」との名前から勝手に「ボクシンググローブ」を想像していたのですが…

A:実は、最初はボクシンググローブを使っていました。ですが、ボクシンググローブだと湾曲が大きくて、中々ピンポン球を打つことが難しかったのです。そこで、いっそのことラケットを作ってしまおう! と。試行錯誤の末、生まれたのが今のラケットです。

Q:そうだったのですね(*‘∀‘) ラケットは丸い形ですか?

A:ボクピングラケットは、3種類用意しています。初めての方でも気軽にお楽しみいただけるタイプがピンポンラケットと同じ直径の正円型の「ボクピングラケット レギュラー」です。正拳突きやパンチの練習に便利なこぶしサイズの「ボクピングラケット プロ」や、それよりも更に小さい、人差し指と中指の拳頭サイズの「ボクピングラケット マニアック」もあります。

Q:打ち方など、なにか決まりなどはありますか?

A:両手にボクピングラケットを着けて、パンチの動作で打ち返すのが基本となります。初めての方やお子さまにも楽しんでいただけるように、ピンポン(卓球)の1人練習にも用いられているトレーニングアイテムも用意しています。普段あまり身体を動かしていないな、と感じられている方は、両手を使うことを意識して身体を動かすだけでも大丈夫です! まずは楽しく身体を動かしてみることが一番かと思います。慣れてきたら、体幹やインナーマッスルを鍛えられるように、フォームや打ち返し方に条件をつけて行うなど、レベルに合わせた楽しみ方ができるのがボクピングの醍醐味かと思います。

Q:私も実際に体験させてもらいましたが、利き手ではない腕や手も使うのが想像よりも難しく、日々の運動不足を痛感しました! でも、シェイプアップと脳活を同時にできそうなのがいいですね♪ 最後に、「ボクピングやってみたい!」と思われた方へ、問い合わせ先などあればお願いします。

A:はい。元々は「武門 神笈会」の稽古の中で誕生しましたが、「ボクピング」を新たなスポーツとして普及していくため、ボクピング協会を立ち上げ、体験会やイベントの開催等も行っています。Twitterやホームページ等からお気軽にご連絡いただけたらと思っています! また、ボクピングをより健康的にお楽しみいただけるよう、そして可動域も広げられるように「ボクピング和体操(あばら体操)」も考案しました。まずは体験会やイベントにお越しいただき、一緒に「ボクピング和体操(あばら体操)」や「ボクピング」を一緒に楽しみましょう!

こちらは卓球テーブル2台分のロングバージョンです。

近くで見ると「お~!」と思わず声を出したくなるほどの迫力です。

ボクピング協会の皆さん、取材にご協力いただき、ありがとうございました!!

それでは、ボクピング協会主催の直近のイベントを紹介します。

ボクピング体験会イベント

☆ とき:2021年12月26日(日) 14:00~16:30

☆ 場所:南浦和公民館 体育室

☆ 住所:埼玉県さいたま市南区大谷場2-6-25

☆ 持ち物:保険料300円(1dayレジャー保険 希望者のみ)/室内用シューズ/動きやすい服装/タオル/軍手/マスク

☆ 主催:ボクピング協会

※ 完全予約制となっています。また、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当日朝に検温の上、来場時に体調アンケートへのご記入をお願いいたします。

また、ボクピングを体験できる宿もあるそうです(=゚ω゚)ノ 埼玉県秩父市にある「ホテル美やま」。こちらは、初の「ボクピング」常設宿となっているそうです。さいたま市で誕生した新スポーツの「ボクピング」。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか? 尚、ボクピング協会では、ボクピングを常設してみたい施設やホテル・旅館なども募集中とのこと。気になった方は、ぜひお問い合わせをお願いします。

ボクピング協会

☆ 公式サイト:ボクピング協会(ホームページ)

☆ 公式SNS:ボクピング協会(Twitter)/日本ボクピング協会 BOXPING(Instagram)/ボクピング協会(Facebook)

☆ 公式動画配信:ボクピングちゃんねる(YouTube)

地域ニュースサイト号外NETライター(さいたま市)

男の子3人(10歳、8歳、6歳)の母。さいたま市在住。地域ニュースサイト号外NETで、さいたま市緑区・浦和区とさいたま市のライターをしています。現在の文化学園大学(当時は文化女子大学)を2011年に卒業しており、ファッションやインテリアやアート鑑賞が好きです。さいたま市のさまざまな話題を発信できたらと思っています。よろしくお願いします。

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