地頭力をのばす!心の強い子の親 5つの言動
5歳の男の子を育てています。
子供人生をよりよくするために、賢い子にしたいです。
知育を頑張っているのですが、全然集中してくれなくて…効果があらわれているのか…わかりません。
このまま知育を続けるだけで、子供の学力って伸びるものなのでしょうか。
悩んでいます。
ご相談いただきありがとうございます。
知育の内容にもよりますが、お子さんの年齢から考えて今は学力よりも心の強さを伸ばす時期かな?と個人的には感じています。
心の強さと地頭力を鍛える親のかかわり方について解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ワーク形式の知育だけ頑張っていても、地頭力はのびない
幼児期から知育を取り入れた子育ては、近年増えています。
しかし、ワークなどの知育をただ頑張っても、地頭力はあまり伸びません。
なぜなら、失敗を恐れる子は、壁にぶつかった時に乗り越えられず、力が発揮できないからです。
地頭力が強く、社会で活躍できる人は、沢山の経験が何よりも糧になります。
この経験は、型にはめたワーク形式の知育だけからは得られないものです。
※すべての知育を否定しているわけではありません。
親のかかわり方によって、ワーク形式の知育も地頭力を鍛えるひとつの方法となります
地頭力をのばすために必要な考え方
地頭力を伸ばすためには、失敗を恐れない心を育むことが、とても大事になります。
失敗したとしても
・まあいっか
・次はこうしてみよう
・親は結果じゃなく、頑張っている姿をみてくれている
このように子どもがとらえることができれば、それは成功に向けた経験という財産となります。
まずは親がしっかりとこういった考え方をもっておきましょう。
心が強い子の親 5つの言動を解説
子どもが強い心を持つために、親の言動が大きく影響します。
子どもが何か失敗してしまった時に、ついイライラしていませんか。
子どもを感情的に否定せずに、寄り添った言動をとっていきましょう。
知育の場面でも、こういった言動ができれば子どもの地頭力が伸びていきます。
大丈夫(安心感を与える)
子どもがちょっとしたミスをした時には、大丈夫と言ってあげましょう。
子どもが失敗して不安を感じても、親が安心させる言葉を伝えれば、あまり自責することなく切り替えられます。
まあいっか(寛大さ)
子どもが壁にぶつかる事があっても、自分でまた立て直す力を育てられます。
子どもも自分も追い詰めない、いい意味での適当を心がけていきましょう。
次は○○しよう(前向きな提案)
提案を出すことで、子どもが納得できたり、次回チャレンジしやすくなります。
また、次回に成功すれば、失敗の出来事も必要な過程と、ポジティブに受け入れやすくなります。
こんなことが知れたね!(失敗した時)
出来事から見つけた学びを、経験したからこそ掴めたものだと、前向きに捉える事ができます。
失敗の出来事も糧になると、ポジティブな変換がしやすくなります。
よく頑張ったね(過程を褒める)
うまくできなかったとしても、頑張った過程を褒めます。
できていた部分を親が喜んであげると、もっと頑張ろうという気持ちが芽生えて努力できる子になります。
親自身が余裕をもとう
親に余裕がないとイライラして、子どもの動きにもどかしさを感じる事は、誰にでもあるでしょう。
まずは親自身が余裕をもつことで、子どもが力を発揮できる環境を整えましょう。
・意識してリラックスする時間をとる
・予定をつめすぎない
・子どもやパートナーに過度な期待をおしつけない
こういった点に意識して、親自身が自分の心の余裕を確保しましょう。
まとめ
地頭力を伸ばすためには、子どもを認めたり、励ましたりと、子どもの心を強くする言動が効果的です。
子どもが失敗した時や壁にぶつかった時、親がしっかりと5つの言動を意識した声かけをすれば、ネガティブにならず、次なるチャレンジへと進むことができるでしょう。
持てる力を充分に発揮できる大人になれるよう、サポートしていきましょう。