恒例の王子動物園「夜桜通り抜け」が今年も開催されています。
2024年4月4日(木)～6(土)、18:00～20：30
入場は無料。
王子動物園の桜の美しさは昔からとても有名です。
お弁当をもって子どもと一緒にお花見といえば、王子動物園の名前が一番に上がる方が多いのではないでしょうか。

◆王子動物園の夜桜通り抜け、初体験！

そしてこの「夜桜通り抜け」は1995年の阪神・淡路大震災で被災された方々を励ますために、1998年より開始されました。コロナ禍で中止になった年もありましたが、いまやすっかり神戸の春の風物詩となっています。

初日の4月4日、さっそく行って来ました！
毎年行きたいと思いつつ行きそびれてしまい、今回初訪問です。

肌寒さもなく、絶好の夜桜日和♪
王子動物園は阪急王子公園駅下車すぐです。

私が到着したのは、18時半ごろでしたが、すでに多くの人が並んでいらっしゃいました。入り口前には幾重にも行列待ちの歩道が作られています。
隣にいらっしゃった方が「まっすぐには進ませてくれないのね…」とつぶやかれていました。
それだけ期間中には多くの人の来場があるという事なのですね！

◆タンタンを偲んで

入口看板にはパンダの絵が描かれており、タンタンを偲ぶ声があちらこちらから聞こえてきます。

夜の王子動物園の入り口をくぐるのは、とても新鮮です。
やっぱりここにもタンタンが！
私たちを歓迎してくれているようです！

◆あでやかな桜並木に魅せられて

明るくライトアップされた夜桜が目の前に広がります。
ゆるやかなスロープが続き、皆さん思い思いに写真を撮られたり、桜を愛でたりされていました。

全体的にはまだ5分咲きぐらいでしたが、樹によっては満開に近いものもあり、思わず立ち止まって見入ってしまうほどの美しさです。

王子動物園の遊園地も期間中は20時まで開園しているようです。
たくさんの親子連れで、にぎわっていました。
夜桜を眼下に観覧車を楽しめるのは、今しかありません！

昼間に観るも素晴らしい王子動物園の桜ですが、夜桜にはまた違った魅力があります。
夜の暗さと桜の薄いピンク色とのコントラストが何とも幻想的な世界を演出してくれています。

桜に魅せられるのは日本人に限ったことではないようです。

今回あちらこちらから外国語の歓声も聞こえてきました。

至る所に設置されているこのような照明が、いい仕事をしてくれているのですね！

園内にある国指定重要文化財「旧ハンター住宅」、桜色が反射してまた違った表情に。とても素敵です！

◆桜募金にご協力を！

夜桜を堪能した後、帰り道に桜募金箱を発見。
こちらは毎年設置されており、協力を呼び掛けています。

来年も、その先も、この素晴らしい夜桜通り抜けの存続を願って、多くの方が立ち寄っていらっしゃいました。

■神戸市立王子動物園
住所：神戸市灘区王子町3丁目1
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