きのこの直売店って珍しくありませんか？

東近江市沖野に純国産の菌床きのこの直売店「よかもんショップ」があると知り、行ってきました。

精密機器の会社が作るきのこ

よかもんショップは、半導体や電子部品の検査などを行う「共栄精密株式会社」が運営しています。

初めて知った時は、なぜ精密機器の会社がきのこ？と不思議に思いました。

ですが、理由を聞いて納得。きのこの成長に必要な、湿度・温度の徹底した管理や、クリーンな環境での栽培に、精密機器の部品を扱う技術が応用されているのです。

特に、きくらげは湿度・温度の管理が難しく、少しでも雑菌が入ると栽培ができないデリケートなきのこですが、徹底した品質管理によって栽培に成功しているとのこと。

精密機器ときのこ、関係なさそうに見えて、実は相性の良い組み合わせなのです。

生きくらげや、珍しい種類のきのこを発見！

東近江市沖野のひばり通り沿いにある「よかもんショップ」。

かわいいクマの看板が目印です。

中に入ると、ご飯のお供に合いそうな、きくらげ入り味噌や、炊き込みご飯の素などたくさんのきのこ商品が並んでいます。

訪れた日は、きくらげとしいたけの他、ハナビラタケというきのこがありました。
日によっては、白きくらげも置いているとのこと。私は、ハナビラタケには初めてお目にかかりました。

気になったので全種類購入です！
きくらげは100ｇで100円、ハナビラタケは100gで300円、しいたけはＣ品特価とのことでたくさん入って200円でした。

驚きのボリューム！新鮮で肉厚なきのこ

家に帰ってお皿に出してみると、ボリューム満点。こんなに入ってこの値段！と改めて驚きです。

スーパーで乾燥しているタイプを見かけることはありますが、生のきくらげはとっても肉厚でぷりぷり。

精密部品の取り扱いで培ったノウハウを、繊細なきくらげの栽培に活かすことで、農薬を使わない純国産の生きくらげを生産することができるのです。

いつも脇役のきくらげも、こんなに立派だと主役級の存在感があります。

しいたけもたっぷり！

秋の味覚とも言われるしいたけですが、よかもんショップのしいたけは、徹底した温度管理システムによる施設栽培を行っているため、1年を通して新鮮なしいたけが供給できるとのこと。

C品特価と書いてありましたが、とってもきれい。カサにもハリがあってみずみずしいです。

こちらがハナビラタケ。名前の通り、薄くてハナビラみたいな見た目です。

天然のハナビラタケは、春から夏にかけて標高1000ｍ以上の高山地帯に生息する収穫量が少ない貴重なきのこなんだとか。

そんな貴重なハナビラタケも、完全温度管理を実施することで施設での栽培が可能となりました。初めて食べるので楽しみです！

お店の方おすすめのお刺身でいただきます！

お店の方によると、30秒ほど湯通ししてそのままお刺身で食べるのがおすすめとのこと。

お店の方の言う通り、きくらげとハナビラタケはお刺身に、しいたけはシンプルに塩焼きにしました。

きくらげは肉厚でぷりぷりの食感。今までは料理の具として食べることが多いきくらげでしたが、これだけ大きいと、しっかりおかずの一品になります。

しいたけは新鮮でみずみずしくジューシー！塩だけの味付けで十分な美味しさでした。

ハナビラタケは初めて食べましたが、癖がなくてコリコリ食感。ポン酢で食べると美味しかったです。

3種類のきのこを食べ比べると、それぞれ全く違った味と食感が楽しめました。

国産・無農薬にこだわったきのこ

よかもんショップで販売しているきのこは、国産・無農薬にこだわって栽培されています。

国内で菌を培養し、きのこを作るための菌床も、国産の木が原料です。

特に、きくらげは輸入品が多いため、国産のきくらげが食べたいという方にはおすすめです。

きのこ商品も魅力的！

店内には、きくらげや、白きくらげ、ハナビラタケの乾燥や粉末の商品もありました。

個人的に気になる、しいたけの栽培キットもありました！
上手に管理すれば50個ほどのしいたけが収穫できるとのこと。
栽培に使用しているおがくずも、国内産です。

商品は、とってもかわいい発砲保冷箱に入れて発送も可能。プレゼントに喜ばれるのではないでしょうか。

まとめ

精密会社の技術を活かし、国産・無農薬で栽培されたきのこが購入できる「よかもんショップ」。
貴重な国産の生きくらげや、ハナビラタケなど珍しいきのこが揃っています。
きのこ好きな方にはとってもおすすめのお店です！ぜひ足を運んでみてくださいね。