少しずつ気温も上がってきましたが、まだまだ寒い日も続く今日この頃。寒さの残る日にはほかほかおでんで温まりたいですね！　今回は鎌倉の「千代田通り商店街」で豊富なおでん種を販売している「増田屋蒲鉾店」をご紹介します。

「増田屋蒲鉾店」は京成小岩駅北口から柴又方面に向かって進むと見えてくる「千代田通り商店街」の一番北側にあります。

店内ではたくさんのおでん種が整然と並べられています。夏にかけて種類が減ったりもするそうですが、おでんシーズンの現在、販売されているおでん種は30種類はあるでしょうか。こんなにたくさんのおでん種を扱うお店は他に見たことがありません。

「エビ巻き」や「シュウマイ巻き」、「餃子巻き」、などこれまで出会ったことのないような変わり種もたくさんありました。大根や昆布など、練り物以外のおでん種も購入できるみたいです。

お店の方に伺った人気商品を参考に、ここでしか買えなさそうなものを優先的にチョイスしてみました。「エビ巻き」から時計周りに「餃子巻き」、「ウインナー巻き」、「チーズ巻き」、「シュウマイ巻き」、そして中央の「カレーボール」の計6種類を購入。

「増田屋蒲鉾店」で購入した6商品に、卵や大根、じゃがいも、白滝などを加えて早速おでんを作ってみました。いつものおでんより練り物の存在感が大きく、豪華な雰囲気に！　

ちなみにおでんの素は市場売り上げNo1とパッケージにあったS＆Bのものをスーパーで購入し使用、練り物は弱火で15分ほど煮込みました。

おでんの蓋を開けると「カレーボール (税込100円/5個)」のカレーの香りがふわっと漂います。見た目はシンプルですが、味の存在感はピカイチでした。そして子どもウケも一番でした。

こちらは見た目の存在感がNo1だった「エビ巻き(税込300円/1個)」。これが1本鍋に入っているだけで豪華な雰囲気に。練り物の中にはぷりぷりの立派な海老が入っています。一方で練り物の存在感も負けておらず、弾力のある歯ごたえで満足な食べ応えでした。

こちらも鍋の中で存在感を発揮していた「シュウマイ巻き(税込100円/1個)」。大きめのシュウマイに練り物が巻かれボリューム満点。シュウマイの肉だねの中におでんの汁がしみ込み、じゅわーッと美味。1個で結構お腹にたまります。

こちらも珍しい「餃子巻き(税込100円/1個)」。皮に弾力のある餃子を食べているような感覚もします。餃子好きには嬉しい一品。

「チーズ巻き(税込100円/1個)」。中にはたっぷりのチーズが入っていてとろける美味しさ。チーズと練り物って本当に好相性ですね。個人的にはこちらが一番練り物の美味しさを楽しめる一品だと感じました。

こちらも子どもウケのよかった「ウィンナー巻き(税込80円/1個)」。ウィンナーはウィンナーそのものをおでんに入れても美味しいですが、練り物とコラボしていると更にうま味が凝縮されている感じがします。

豊富なおでん種がそろう「増田屋蒲鉾店」。おでん種を選ぶ楽しみ、食べる楽しみが味わえます。変わり種を選べば、いつものおでんにちょっとした革命が起きるのではないでしょうか。店頭では既に完成した出来立てのおでんも販売されているので、小腹がすいた時のおやつや忙しい日の晩御飯の1品にもぴったり。寒さが残るおでん日和にはぜひ足を運んでみてください。