【葛飾区】ここにしかないパンにきっと出会える♪ パン好きのワンダーランドのようなベーカリー
コロナ禍の2021年にイタリア料理店からベーカリーに転身した金町の「TASAKI PAN (タサキパン)」。イタリアンの要素を引き継いだ数々のパンで他のベーカリーとは一線を画し、ここにしかない味を求める人々に愛されるお店になっています。
「タサキパン」は常磐線金町駅南口、京成金町駅から徒歩3分、スターバックスなどが入るルミナス金町の向かい側にあります。
ここから1本奥の道を右折するとすぐにイタリア料理店「ピッツェリア・ ダ・タサキ」がありますが、以前はこのお店の姉妹店として現在の場所でイタリアンのお店を営業されていました。
当時のお店をそのままベーカリーとして改装した店内は、外観と同じくイエローの壁が印象的な楽しい雰囲気。
棚には様々な種類のパンが並べられていますが、フォカッチャやイタリアの揚げパンであるゼッポリーニなど、やはりイタリアンな雰囲気が随所に漂い、イタリアンのパンのテーマパークに来たようで見ごたえがあります。
手書きのポップがまた楽しい雰囲気。「お客さんに色々パンのことを伝えたい」と話すお店の方の熱意が丁寧に書かれたポップの説明書きからも伝わってきます。
冷蔵品のコーナーにはイタリアのデザート「ティラミス」もありました。
他にも美味しそうなデザート系パンがたくさん。ケーキ屋さんに行くような感覚でも楽しめるお店ではないかと思います。
そして子供が喜ぶパンの姿も。お店の雰囲気から、お子様連れのお客さんも多そうですね。
お店の方に伺ったイチオシ商品、人気商品に絞って購入してみました。
ポップに「売れてます!」の文字もあった「TASAKI カレーパン (税込302円)」。
カレールーを使わずオリジナルブレンドのスパイスで香味野菜や牛肉、豚肉等をなんと2日間もじっくりと煮込んで作ったカレーを使用。
一口食べた瞬間、スパイスの味が効いていて、他のパン屋さんのカレーパンとは明らかに違う、ここならではの味を感じます。かといってクセがあり人を選ぶということもなく、小学生の我が子にも大好評でした。
続いてはピザ生地を揚げて作られる「ゼッポリーニ (各種税込194円)」。
イタリアではのりを加えた「海藻入り揚げパン」として定番のメニューですが、こちらのお店では「あおさのりとチーズ(写真左)」の他に、「きなこ(写真右)」、「シナモン」、「あんドーナツ」の甘い味付けも加わったラインナップ。
外はさっくり、中はもちもちで噛み応えがあります。
程よい塩気と磯の風味がたまらないあおさのり味の美味しさも去ることながら、きなこ味の味のしみ方が絶妙で、くせになる美味しさでした。
そして堂々の人気No.1商品が「真夜中のパン・ド・ミ (一斤税込421円/ハーフ216円)」。
全粒粉を使用して作られ、食物繊維、ミネラル、ビタミンが豊富なことに加え、卵、糖分、乳製品不使用のヘルシーなパンで、真夜中に食べても大丈夫というのが名前の由来。
もちもちでみっちりとした歯ごたえが楽しめます。個人的にはトーストするよりそのまま食べるのがオススメ。使っているのは小麦だけということで、本来の小麦の味が存分に味わえます。毎日でも食べたくなるシンプルパン。
ここでしか味わえないオリジナリティのある美味しいパンの味に、イタリアンの店から見事に転身したしなやかさと、本気の熱意を感じる「タサキパン」。パンを選ぶ楽しさ、食べる楽しさをくれるベーカリーです。
【TASAKI PAN (タサキパン)】
住所:東京都葛飾区金町6-9-7
電話:03-5876-3601
営業時間:8:00~18:00、水曜のみ10:00〜15:00
定休日:なし
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