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【岐阜】飛騨市古川町のものづくりカフェ〈FabCafe Hida〉で地元食材を使用したランチを味わう

Momo*Kinariフリーライター/編集

岐阜県高山市から車で約30分、岐阜県の最北端に位置する飛騨市古川町は、アニメ映画のモデルとして知られ、聖地巡礼の場所として多くのファンが訪れています。古い建物が軒を連ねるノスタルジックな街並みに溶け込んでいる、素敵なカフェを紹介します。

虫籠窓や格子など趣のある外観
虫籠窓や格子など趣のある外観

築年数は100年以上!古民家を再生させた〈FabCafe Hida〉

岐阜県飛騨市の「飛騨古川駅」から徒歩5〜6分の場所にある〈FabCafe Hida〉は、モノづくりができる喫茶店兼、ゲストハウスです。築100年以上経つ古民家を再利用したお店は、もともと酒蔵だったそう。

採光窓の高さまで吹き抜けている天井や立派な梁
採光窓の高さまで吹き抜けている天井や立派な梁

飛騨市古川町を散策中の休憩スポットとしてはもちろん、ものづくりが体験できる場所として気軽に立ち寄ることができます。

床や壁などの内装が古民家ならではの懐かしさを感じる
床や壁などの内装が古民家ならではの懐かしさを感じる

立派な神棚もそのまま受け継がれている
立派な神棚もそのまま受け継がれている

カフェスペースでは、地元の広葉樹「クロモジ」を使用したコーヒーやお茶などのドリンクを提供。ランチタイムにベーグルサンドや地元の野菜を使った季節限定メニューが味わえます。

飛騨の広葉樹クロモジを使用したお茶やコーヒーも味わえる
飛騨の広葉樹クロモジを使用したお茶やコーヒーも味わえる

「飛騨の森のベーグルサンド」は、薪窯で丁寧に焼かれた〈nonaca bakery〉のベーグルに、スモークサーモンとクリームチーズをサンド。付け合わせのナッツの薫香が森の中にいる気分を演出してくれます。

グランドメニューの「飛騨の森のベーグルサンド」は飛騨の広葉樹のチップで燻したナッツ付き
グランドメニューの「飛騨の森のベーグルサンド」は飛騨の広葉樹のチップで燻したナッツ付き

また、月に一度、特別ランチを提供していたり、イベントも実施。2023年8月1日から飛騨市内の飲食店で行われている『飛騨市まるごと食堂』にも参加していて、店内では9月30日(土)までの限定で「はところし豆のチリコンカンライス」(950円)を提供中。

イベントのメインビジュアル
イベントのメインビジュアル

“はところし豆”とは、飛騨地域に100年以上伝わる在来種で、大粒の青大豆です。 黄色の大豆と比べてタンパク質含量や栄養素が多く含まれています。

野菜も豆もたっぷりでボリューミーな一皿
野菜も豆もたっぷりでボリューミーな一皿

はところし豆を挽肉とスパイスを合わせてじっくり煮込んだチリコンカンを、無農薬・無化学肥料で作られた“サノライス”と合わせて提供。粒肌のふっくらとしたお米の食感と、はところし豆のムチっとした食感、そして添えられた野菜のシャキシャキした歯応えなど、食感の三重奏が楽しめます。

パプリカ、クミン、ガーリックパウダー、唐辛子、オレガノ、コリアンダーなどが入ったミックススパイス
パプリカ、クミン、ガーリックパウダー、唐辛子、オレガノ、コリアンダーなどが入ったミックススパイス

また、一緒に提供される小瓶に入った「旨辛チリパウダー」は、〈飛騨カレースパイス研究所〉のもの。チリコンカンに振りかけるとスパイスの香りと旨みが引き立ちます。

飛騨に住むスパイス好きが集まって作られたスパイスは、オーガニック原料、化学調味料・保存料無添加のミックススパイス。これもまた飛騨のお土産としてチェックしたい。

古民家をリノベーションした「ゲストルーム」

〈FabCafe Hida〉には、古民家をリノベーションした全3部屋のゲストルームがあります。
1人旅はもちろん、ビジネスユース、家族での旅行、滞在製作の拠点として利用できます。

ノスタルジックな雰囲気が漂う和室
ノスタルジックな雰囲気が漂う和室

シンプルに宿泊のみのプランから、オプションで飛騨の木やデジタルマシンを使ったものづくり体験や特別な朝食付きプランを提供。定期的に開催しているツアー・イベントに参加したり、飛騨市古川町の町を散策するなど、滞在のスタイルによってプランを選ぶことができます。

地元の食材をふんだんに使用した朝食がついたプランもあり
地元の食材をふんだんに使用した朝食がついたプランもあり

この町に住んでいるような気分で過ごすのも、もなかなか味わい深くて素敵。

また、ビジターでも広葉樹でつくる箸、スタンプなど木のものづくり体験もできますので、じっくり作品作りをするのも◎。ものづくりに興味がある人はぜひ立ち寄ってみて。

【FabCafe Hida】
・ 岐阜県飛騨市 古川町弐之町6番17号
・0577-57-7686
・水休(祝日営業)
・ 10:00~16:00(LO 15:30)

フリーライター/編集

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