ファンシーなリボンショルダー。

インドやイスラエルのカラフルで繊細な刺繍と丹念になめされた栃木レザーがよく合います。

こちらを販売しているのは、なんと老舗のフトン屋さん。

お洒落雑貨と老舗フトン店とは意外な組み合わせですが、どんなお店なのでしょう。

さっそくお話を聞いてきました。

気軽に行けるフトン店

そのお店は昭和元年創業のふとんのたけうち。

数年前に改装したお店は明るくオープンな雰囲気でインテリアのショールームみたい。

店舗改装をきっかけに、2階に雑貨とワークショップもできるフリースペースがつくられました。

スキ！がいっぱいつまった2階フロア

アクセサリー作家の雑貨など個性的な雑貨が並ぶクリエイティブな空間が広がります。

冒頭でご紹介したリボンショルダー。

スマホのショルダーストラップとしても、カメラやバッグを下げても使えるリボンショルダーはクリスマスギフトにも最適です。

このほかにも刺繍リボンを使った商品は展開され、リボンは計り売りもしています。

ひとつひとつ表情がある商品なので、お店で手に取ってみてください。

毎月開催の部活動

毎月いろいろなワークショップが開催される部活動には、長野市や軽井沢から通う方もいます。

スケジュールはインスタグラムでチェックできます。

すぐに定員になってしまう回もあるので、気が付いたときは早めの申し込みがおすすめです。

24時間健康を見守る　受け継がれる思い

1階入口にあるのがシューズコーナー。

フトンの外にいるあいだの健康も見守りたいという思いで先代の3代目がはじめたそう。

ドイツシューマイスターのもとで得た知識と技術で足の健康をみてくれます。

クツの状態からその方の健康状態を知り、寝具選びのアドバイスをすることもあるそうです。

シューズコーナーの奥は眠りに関するさまざまな商品が並んでいます。

製綿からはじまったふとんのたけうち。

その技術はフトンの打ち直しやクリーニングといったサービスに受け継がれています。

フトンレンタルは年末年始は混み合いますのでご予約はお早目に！

フトン屋さんとおしゃれ雑貨の意外な組み合わせ

わたしが訪問した日にいらしたのは3代目の会長。アポなし取材にもかかわらず、にこやかな笑顔で1階フロアを案内してくださいました。

フトン屋さんとおしゃれ雑貨の意外な組み合わせについては、雑貨やワークショップをはじめた4代目にお聞きました。

「1階は体の健康を満たすフロア。

2階は心の健康を満たすフロアです。

おうちの中がステキで満たされるようなお店を目指しています。」

（お話：竹内和美さん）

フトン店に敷居の高さを感じずに気軽に来てほしいとはじめた部活動や雑貨の販売。

手に触れるもの、目に触れるもの。

ひとつひとつを丁寧に選び、毎日を大切に過ごしたいと思わせてくれるふとんのたけうち。

お洒落雑貨が買える老舗フトン店には代々繋いできた健康への思いが詰まっていました。