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知らぬ間に加害者!?愛用キャンプギアが凶器となり子どもに襲いかかる

モロケン/MorokenGo旅×キャンプ系YouTuber

暖かくなりキャンプシーズン到来!ゴールデンウィークのキャンプを想像しつつ、愛用ギアを眺めているキャンパーも多いのではないのでしょうか?

しかし絶好のキャンプシーズンが到来するということは、必然的にキャンプ場の密度も上昇します。特にアウトドアに適した季節は、家族連れのファミリーキャンパーの数が増えます。実はそんな季節特有のトラブルがあります。

キャンプの必需品であるナイフや斧などの刃物が、他サイトの子どもたちの怪我の原因となるのです。

盗難防止の観点から、サイトを無人にする場合は高価なギアなどは鍵のついたテントに収納するなどの対策を取るキャンパーも多いと思います。

ワイヤータイプの南京錠であれば多くのテントに取り付けできます 

しかし水場などに向かう際、サイトがガラ空きになっているキャンパーはそれなりに存在しています。また高価なものは放置していないが、安価なものは出しっぱなしにしているキャンパーの姿もあります。

しかし開放的な空間であるキャンプ場を走り回る子どもも多く、意図せぬうちに他のキャンパーが設営しているサイトに迷い込んでしまう場合があります。保護者の監督責任を問う声もありますが、突然走り回るなど予測不能な行動をとってしまうのが子どもです。

キャンプ場の中には数えきれない凶器が存在しています。ナイフや斧などの刃物、焚き火、お湯、ランタンなど、どれも扱い方を熟知していれば問題ないものです。ですが、それらは扱い方を間違えると凶器にもなってしまうのです。

短時間だからと放置したナイフや斧を子どもが触ってしまえば、事故の原因につながってしまうのです。他にも熾火にした焚き火台をひっくり返してしまって、火傷や火事の原因になることもあります。ほんの少しサイトを無人にするだけだから・・・と思い、大量のギアをそのまま放置してしまうことは、誰にでも起こりうる気の緩みです。

またソロキャンパーは防犯面を考慮し人気がない場所ではなく、ファミリーキャンパーが多い比較的人気のある場所に設営する様に、といった注意喚起をS N Sではよく目にします。しかし、その分凶器になりうるものの管理は徹底すべきでしょう。ファミリーキャンパーから距離を取って設営した場合も同様に、ギアや火の元の管理には十分注意すべきです。

個人賠償責任保険にはこういった事故を保証してくれる保険もあるので一度検索してみてはいかがでしょうか。

昨今は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、密にならないアウトドアに注目が集まっていることや、キャンプ自体がブームになり初心者でも気軽に参入できる状況であることから、例年以上にキャンプシーズンを楽しみにしている人口が多いことが予想されます。

盗難防止の観点のみならず、子どもたちの事故などを防ぐ為にも愛用ギアの管理を徹底し、キャンプシーズンを楽しみましょう!

旅×キャンプ系YouTuber

動画『公務員辞めて世界を旅してみたらこんな人生になった』でおなじみのモロケンです。「誰よりも分かりやすい」というのが売りで動画の情報量は他を凌駕するほど。Yahoo!でも変わらず頑張っています! 各種SNSのフォローもよろしくお願いします!

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