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捨てたキャンプ道具、残したキャンプ道具

モロケン/MorokenGo

旅×キャンプ系YouTuber

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新型コロナウイルスの影響で海外旅行に行くことができない状況が続いていますが、今回は筆者がバイクでキャンプをしながらオーストラリアを一周した時のキャンプ道具の話をしたいと思います。

オーストラリア一周 初日の野営地
オーストラリア一周 初日の野営地

バイクが廃車でキャンプツーリング終了

順調に進んでいたオーストラリア一周66日目、荒野の真ん中でエンジンから異音が発生しエンジンがかからなくなってしまいました。

電波の通らない場所だったので偶々通ったバイクを止めて事情を説明して次の町のバイクショ

ップが迎えに来てくれることに。

翌日、バイクショップに行くとなんと...エンジンは焼き付いてしまっていました!

バイクがないなら他の手段!

現在地は西オーストラリア州に位置するカナーボンという小さな町、目的地はクイーンズランド州の州都ブリスベン6491km!

バイクがないので自転車やヒッチハイクなど他の手段を使わざるを得ません。

しかし、バイクに積んでいた全てのキャンプ道具を持って行くことはできません。

選別が必要でした。

カーナーボンからブリスベンまで6491km 自転車で317時間かかる (GoogleMap)
カーナーボンからブリスベンまで6491km 自転車で317時間かかる (GoogleMap)

必要なキャンプ道具

テント、スワッグ(テントと寝袋が合わさったようなもの)、寝袋、マット、枕、ライト、クッカー、ガスバーナー、といったキャンプ道具からガソリン10リットル、水10リットル、着替えや食料など真夏のオーストラリア旅に必要なモノを積んでいました。

その中からゴールまで残しておいたキャンプ道具、捨てたキャンプ道具を紹介します。

捨てた道具

バイク旅では必要だったが、自転車旅には必要ないモノを手放しました。

オーストラリアの南の方にはペンギンに注意の看板がある
オーストラリアの南の方にはペンギンに注意の看板がある

1.寝袋

オーストラリアは日本の約20倍の面積の国土を持ちます。北は赤道が近く、南はペンギンを見ることができるほど大きな大陸です。

私が旅をしていたのは12月~3月で季節は夏、バイク旅中は南側を旅していたけれど、これからは北側を旅することになります。

最もかさ張る寝袋は不要と判断しヒッチハイク中に手放しました。

オーストラリアの南側では必須だった寝袋も北側では不要になった
オーストラリアの南側では必須だった寝袋も北側では不要になった

2.イスやテーブル

バイク旅中はキャンプ場や野営地についてテントを設営し、椅子やテーブルを設置して自然を感じながら食事をしていましたが、バックパックへの積載にも限界があります。

いくらコンパクトになる椅子やテーブルとはいえ、絶対なければならない物でもないのでバイク屋の主人に譲り手放しました。

筆者が座っているイスはアウトドア用でコンパクトになるが手放した
筆者が座っているイスはアウトドア用でコンパクトになるが手放した

3.コーヒーミルなどの嗜好品

オーストラリアはコーヒーのスターバックスが成功しなかった国の1つといわれています。その理由は元々独自のコーヒー文化が定着していたから。

そうオーストラリアはコーヒーが美味しい国なんです。

私も大のコーヒー好きなのでコーヒーミルとコーヒー豆を持って旅していました。

しかし、コーヒーは嗜好品。しかも豆はかさ張ってしまいます。

悔やまれますが手放した道具の1つです。

コーヒーは毎夜飲んでいた
コーヒーは毎夜飲んでいた

4.工具

オーストラリアは広大な大陸ですが人口は2400万人(当時)と少ないので町と町との距離が数百キロメートルにも及びます。

途中は荒野で店1つ無いためバイクにトラブルが起これば自分で整備する必要があります。

エンジンが焼き付いた後に自転車旅に切り替えた時パンク修理道具だけ残し、残りはバイク屋の主人に譲りました。

旅中にパンク修理をすることもあった
旅中にパンク修理をすることもあった

どんな荒野であれ 調子が悪ければ自分で直さなければならない
どんな荒野であれ 調子が悪ければ自分で直さなければならない

5.ブーツ

バイク旅中はシフト操作がしやすいように、足を守るためにワークブーツを履いていました。

しかし、自転車にブーツは重すぎます。

直ぐに5ドルのスニーカーと交換しました。

ショッピングモールでスニーカー購入後、ブーツを捨てる
ショッピングモールでスニーカー購入後、ブーツを捨てる

6.焚火台

折り畳み式の小さな焚火台を持って旅をしていました。

しかし、オーストラリアも「焚火」に関しては細かくルールがありどこでも焚火をして言いわけではありません。

また、州によってルールも違うようです。

必ず必要というわけでもないですし、小さいですが重いので手放しました。

オーストラリアの南や東の方は「木」が生えているがそれ以外は荒野だからそもそも薪を調達できない
オーストラリアの南や東の方は「木」が生えているがそれ以外は荒野だからそもそも薪を調達できない

残した道具

どんなに過酷であれ、積載が限られているとはいえ絶対に必要な道具が存在します。

2000円程度の安いテント(耐水性はないが雨季ではいため十分だった)
2000円程度の安いテント(耐水性はないが雨季ではいため十分だった)

1.テント

オーストラリアはもちろん日本にも有害な害虫、ヘビや野良犬、キツネなどの野生動物は身近に生息しています。

野生動物は寝袋に包まっているだけで防げるものではありません。

安いテントでも網戸があれば蚊等も防げる
安いテントでも網戸があれば蚊等も防げる

オーストラリアを旅している時、ジーンズをテントの外に干して一夜を過し、翌朝ジーンズを穿くと中に巨大なムカデが入り込んでおり太ももを刺されたことがありました。

ポイズンリムーバーと抗生物質を持っていたので事なきを得ましたが・・・。

テントを使用せず、食べ物や身の回り品を外に放置したりすると虫や動物が寄ってくる可能性が高くなります。

大事なものはテントの中に入れたり、バイクのバッグ類に蓋をしていれることをお勧めします。

服を野外に干した後は虫などが入り込んでいないか確認して片付けよう
服を野外に干した後は虫などが入り込んでいないか確認して片付けよう

2.ガスバーナー

お湯を沸かすために必要なガスバーナーは必需品です。

自転車旅やヒッチハイク旅での主食はパスタやラーメンでした。お湯が沸かせれば何とか腹を満たすことはできるのでキャンプ用のガスバーナーは最後まで大切に持っていました。

イワタニ製のガスバーナーはとても優秀だ
イワタニ製のガスバーナーはとても優秀だ

3.クッカー

ガスバーナーと同じく調理するためにクッカーは必要です。

パスタとスープ、米とスープなど汁物も作っていたので鍋は2つ以上あると便利です。

オーストラリアを一周する3年前に日本一周した際に使っていたクッカー
オーストラリアを一周する3年前に日本一周した際に使っていたクッカー

4.ソーラーパネル

バイク旅中はバッテリーから電源を取り、スマホやカメラの充電をすることができたが自転車旅やヒッチハイク旅ではそれができません。

USB出力が付いているポータブルソーラーパネルは、電源が取れない旅には絶対必要な道具です。

2017年の時点で使用4年目のソーラーパネル 現在はより小さく、効率化されたものが発売されている
2017年の時点で使用4年目のソーラーパネル 現在はより小さく、効率化されたものが発売されている

5.ライト

ライトも最後まで持っていた道具の1つです。

私が持っていたライトには3つの機能がついていました。

1つ目はランタン、2つ目フラッシュライト(懐中電灯)、3つ目はモバイルバッテリー

と1つ持っていればとても活躍するものでした。

また、現在は防水機能が追加され、性能の上がったものも発売されています。

複数の機能が付いているモノを選ぶのが賢いキャンプ道具の選び方です。

今でも私がキャンプ道具を選ぶ時は、常に多役をこなせるものを選んでいます。

キャンプツーリングが私の原点なので、このマイルールは今でもとても役に立ちます。

テントの中にある緑色の物がライト
テントの中にある緑色の物がライト

6.マット

野宿旅中は廃バス停の中、公園の屋根の下などで寝ることもありました。

しかし、それらのベンチなどはとても硬く、熟睡できるものではありません。

そんな時マットがあればかなり快適になります。硬さを感じることもなくなりますし、地面からの冷えや熱も遮断してくれます。

かさ張りますが重量は軽いので最後まで持っていたキャンプ道具となりました。

公園の喫煙所のベンチで寝たこともあった
公園の喫煙所のベンチで寝たこともあった

まとめ

エアーズロックは気温40度超えだった
エアーズロックは気温40度超えだった

一言に旅やキャンプといってもどんな旅をするのか、どんなスタイルで旅をするのか、どんな国、地域に行くのかによって必要な道具類は変わってきます。

あれもこれもと持っていくことが出来ないからこそ、自分で考えて工夫する必要があります。

今振り返ると、2017年の私の旅の時の道具選びは上手だとはいえません。

しかし、失敗して試してみるからこそ、本当に必要なものを選別する力を育てることが出来たと考えています。

皆さんにとって本当に必要なキャンプ道具とは、どんなものでしょうか?

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