2024年2月10日(土)、11日(日)イオンモールナゴヤドーム前にて、「こども夢の商店街」10:40-16:40（13:40入替の2部制）が開催されています。「こども夢の商店街」とは、こども達が自分のお店を出店したり、会場のハローワークから選んだ職場で働き、おむすび通貨を稼ぎながら、起業や就職を体験することができる場所です。

稼いだおむすび通貨は会場にあるお米屋さんでお米と交換したり、会場外にある地域のお店で商品券として使用することもできます。商店街内でお仕事をするための参加費は300円(おむすび通貨4むすび付き)、自分のお店を出店するための参加費は700円(おむすび通貨9むすび付き)、お買い物だけでの参加費は無料、お買い物に使用するおむすび通貨は会場の総合案内で購入します。

「こども夢の商店街」の開催場所は1Fセントラルコート、1F・2F・3F館内通路周りなどになります。セントラルコートは「Colantotte」前の広場です。

セントラルコートから近い入り口はナゴヤドームが目の前のドーム南出入り口になります。

こどもたちは、自分でお店を経営する経験や、数々のオシゴトへの挑戦を通じて自ら学び、考え、判断して行動できる「生きる力」を楽しみながら身につけていくことができるそうです。商店街の中で使用される「おむすび通貨」は、お金の価値保存機能をおさえることで流通速度を高めた世界初のコメ本位制地域通貨です。稼いだお金は使用してこそ価値のあるものであることを、ここで実体験していきます。そして会場外で利用可能なお店を、個人・中小企業のお店のみとすることで地域内の人達とのつながりも生まれる仕組みになっています。

参加後のアンケート結果によると、また参加したいと希望される方が99％の高いリピート率のイベントだそうです。中には小学生の時から17歳まで参加し続けたお子さんも。「こども夢の商店街」の中で、こどもたちはみんないきいきとお仕事をするそうで、その活動をサポートすることで学生のボランティアの皆さんも、やりがいを感じられるそうです。愛知県の学生ボランティアの方が関東で開催された「こども夢の商店街」へも参加されるなど、運営サポートする側の学生ボランティア皆さんのリピート率も高いそうです。

楽しい！　もっとやってみたい！　という気持ちから自発的に動くことで様々な素晴らしいアイディアが生まれ、社会に還元されていく。そんな思いでだれもが働くことができるのなら、経済、社会も活性化していくことでしょう。働くことは楽しい！　イベントを通して実体験した子供たちが、いきいきとお仕事をする未来を楽しみにしたいと思います。開催中の「こども夢の商店街」へ是非ご家族でお出かけください。

運営をされている「一般社団法人ユメ・フルサト」さんは、「働く笑顔があふれる世界」を理念に活動されていらっしゃるそうです。代表理事でいらっしゃる吉田 大韋様、お忙しい中取材へのご協力、貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。

〒461-0048 愛知県名古屋市東区矢田南四丁目 102番3号